夜中は狭く暑かった。
ろくに寝れなかったが目覚まし前に起き、用を足してコンタクトレンズ装着。
ヘッデン装着して暗闇の中、3時半にはスゴ乗越小屋を出発。
小屋では一番スタートだと思うがテン場では出発の準備をしている人が多かった。
今日は7日ぶりに風呂に入るぞ!!
これをモチベーションに進む。
patagoniaのマークのような山は朝4時半頃であった。
本日のゴールは立山室堂にあるみくりが池温泉 。
多少のアップダウンはあるが危険個所も少ない模様。
なにより泊まる宿に「温泉」という文字が入っている(笑)
いつも雪山バックカントリーの時にお世話になる宿であるが、
二日前に電話したらたまたま空いていたのでお願いした。
まさか予約できると全く思っていなかった。
5:24 越中沢岳辺りから、スタートしたスゴ小屋と薬師岳方面がバックにある。
急な下りと登りが続いたが軽い荷物とストックで粛々と歩いて順調だった。
5:45 後ろに見えるのは立山連峰。
今日はあの山々を越えていく。
5:56 越中沢乗越、標高2356m付近
明日は立山駅まで下るだけだから稜線を歩けるのは今日が最後だ。
それを知ってか山はもうこれ以上無い朝を見せてくれた。
6:57 五色ヶ原に入って来た。
前も振り返っても真っ青!!
もうあちらの世界まで続いていくんではないだろうか、、、
と思うほどの平原の中、どこまでも続いていく木道がとてつもなく気持ちよい。
今までの重なった疲労はぶっ飛ぶ。
ここへ来ても槍様は見守っていてくれた。
7:20 五色ヶ原山荘
年数は感じるがとてもキレイで清潔感があった。
トイレも水洗でウォシュレット付き。
ここは泊まってみたいなと思う小屋であった。
やはりコーラと、今日はそばにありつけた(笑)
出発から4時間ちょい、朝はスポーツようかん1本で持ちこたえた。
前日夕食たくさん食べて、
翌朝食べずに出発し次の小屋でコーラとラーメンが二人の食に合っていると思った。
もちろん汁も完食!
穂高のゴツゴツした山と違い、アルプスの少女ハイジが出てきそうな感じ。
メルヘンで溢れていた。
木道脇にはお花も咲き乱れ、ここは本当に最高のロケーションであった。
最高に気持ちいぃ!!
黒く日焼けしたのも無事で歩いてこれた証。
顔は腫れ疲労は出ているがとても気持ちよく歩けた。
そう、こんな景色に出会うためにここに来た。
時折出てくる階段も軽くこなせた奥さん。
9:13 獅子岳山頂
背後には龍王岳、雄山が見える。
もう立山は間近だ!
かっこいい!!
龍王から下りてきた雪渓で前から来るトレイルランナー二人を道を譲る。
と、その時、
私「あれ、白鳥小屋でお会いした方じゃないですか??」
青年「えーーーっ、あの時のお二人すか?!」
登り始めた初日の栂海新道で大雨の中、小屋に入って来た青年(2019UTMF出場、富山在住)だった。
7日ぶりにこんな場所で会う偶然は奇跡としか言いようがなかった。
こんなロケーションで練習できるなんて富山在住羨ましすぎる!!
しかし写真も撮らず名前も聞かず、
またどっかのレースでお会いしましょう!と別れを告げた。
山の偶然はいつも愉しい。
龍王へ向かう雪渓は踏み跡しっかり。
10:43 龍王岳と浄土山の間。
今回長旅のベストショットかもしれない。
ここはいつも訪れる場所、雄山もすぐ後ろに見え一の越も下ればすぐ。
2019.4.16 同じ場所、右が雄山。
まだ4か月足らずなのに山の表情は大きく変わっていた。
ここはいろんな意味で想い出の地になりそうだ。
そして一の越へ向けて下る。
目前に一の越山荘と雄山がドーン!
真夏の龍王カール
4月はこんな感じで同じ斜面を滑る奥さん。
龍王カールから御山谷方面。
11:24 もう慌てることはない、室堂はあと少し。
夏に来たのは11年ぶり。
2008.8.27 家族にて
歳も取るわけです。
今回も11年前も全員モンベルのレインウェアは変わらない。
THE 立山!
歩いて来た7日間をじわじわ感じながら進む。
これ以上ない姿を見せてくれた立山に感謝しながら。
12時過ぎ、みくりが池温泉到着!!
やっと7日ぶりに風呂に入れる!!!!
しかし風呂に入る前におなかが空き過ぎて小屋に到着してすぐ
ビールとカツカレーを流し込む。
表現のしようのないほどう・ま・い!!
風呂の写真は無いが、、、
シャンプー1回目は全く泡立たず、
2回目も不発、3回目にして泡立った(笑)
身体も表から裏まで隅々まで洗いつくす!!
超絶、気持ち良い!!
生まれて半世紀近く、一週間も風呂に入らなかったのは初体験であった(そりゃそうだ)。
さっぱりして荷物を整理して相部屋であるが区切られたカーテンのある布団で横になる。
雨の日も活躍してくれた防水バッグ。
岩場も雨の日も活躍してくれた100均の伸び伸び軍手。
半端ない達成感に包まれる(明日もあるけど)。
今までの山小屋と同じ料金とは思えない夕飯。
奥さんと冷えたピッチャー2Lを頼んで軽く飲み干す
が足りなくて酎ハイ追加。
みくり最&高!!
部屋の隣の方と相席になり、これまでの山行をお話ししてビックリされていたが、
とても充実した楽しい時間を過ごせた。
明日で終了!(のはず)
~続く~
多少のアップダウンはあるが危険個所も少ない模様。
なにより泊まる宿に「温泉」という文字が入っている(笑)
いつも雪山バックカントリーの時にお世話になる宿であるが、
二日前に電話したらたまたま空いていたのでお願いした。
まさか予約できると全く思っていなかった。
5:24 越中沢岳辺りから、スタートしたスゴ小屋と薬師岳方面がバックにある。
急な下りと登りが続いたが軽い荷物とストックで粛々と歩いて順調だった。
5:45 後ろに見えるのは立山連峰。
今日はあの山々を越えていく。
5:56 越中沢乗越、標高2356m付近
明日は立山駅まで下るだけだから稜線を歩けるのは今日が最後だ。
それを知ってか山はもうこれ以上無い朝を見せてくれた。
6:57 五色ヶ原に入って来た。
前も振り返っても真っ青!!
もうあちらの世界まで続いていくんではないだろうか、、、
と思うほどの平原の中、どこまでも続いていく木道がとてつもなく気持ちよい。
今までの重なった疲労はぶっ飛ぶ。
ここへ来ても槍様は見守っていてくれた。
7:20 五色ヶ原山荘
年数は感じるがとてもキレイで清潔感があった。
トイレも水洗でウォシュレット付き。
ここは泊まってみたいなと思う小屋であった。
やはりコーラと、今日はそばにありつけた(笑)
出発から4時間ちょい、朝はスポーツようかん1本で持ちこたえた。
前日夕食たくさん食べて、
翌朝食べずに出発し次の小屋でコーラとラーメンが二人の食に合っていると思った。
もちろん汁も完食!
穂高のゴツゴツした山と違い、アルプスの少女ハイジが出てきそうな感じ。
メルヘンで溢れていた。
木道脇にはお花も咲き乱れ、ここは本当に最高のロケーションであった。
最高に気持ちいぃ!!
黒く日焼けしたのも無事で歩いてこれた証。
顔は腫れ疲労は出ているがとても気持ちよく歩けた。
そう、こんな景色に出会うためにここに来た。
時折出てくる階段も軽くこなせた奥さん。
9:13 獅子岳山頂
背後には龍王岳、雄山が見える。
もう立山は間近だ!
かっこいい!!
龍王から下りてきた雪渓で前から来るトレイルランナー二人を道を譲る。
と、その時、
私「あれ、白鳥小屋でお会いした方じゃないですか??」
青年「えーーーっ、あの時のお二人すか?!」
登り始めた初日の栂海新道で大雨の中、小屋に入って来た青年(2019UTMF出場、富山在住)だった。
7日ぶりにこんな場所で会う偶然は奇跡としか言いようがなかった。
こんなロケーションで練習できるなんて富山在住羨ましすぎる!!
しかし写真も撮らず名前も聞かず、
またどっかのレースでお会いしましょう!と別れを告げた。
山の偶然はいつも愉しい。
龍王へ向かう雪渓は踏み跡しっかり。
10:43 龍王岳と浄土山の間。
今回長旅のベストショットかもしれない。
ここはいつも訪れる場所、雄山もすぐ後ろに見え一の越も下ればすぐ。
2019.4.16 同じ場所、右が雄山。
まだ4か月足らずなのに山の表情は大きく変わっていた。
ここはいろんな意味で想い出の地になりそうだ。
そして一の越へ向けて下る。
目前に一の越山荘と雄山がドーン!
真夏の龍王カール
4月はこんな感じで同じ斜面を滑る奥さん。
龍王カールから御山谷方面。
11:24 もう慌てることはない、室堂はあと少し。
夏に来たのは11年ぶり。
2008.8.27 家族にて
歳も取るわけです。
今回も11年前も全員モンベルのレインウェアは変わらない。
THE 立山!
歩いて来た7日間をじわじわ感じながら進む。
これ以上ない姿を見せてくれた立山に感謝しながら。
12時過ぎ、みくりが池温泉到着!!
やっと7日ぶりに風呂に入れる!!!!
しかし風呂に入る前におなかが空き過ぎて小屋に到着してすぐ
ビールとカツカレーを流し込む。
表現のしようのないほどう・ま・い!!
風呂の写真は無いが、、、
シャンプー1回目は全く泡立たず、
2回目も不発、3回目にして泡立った(笑)
身体も表から裏まで隅々まで洗いつくす!!
超絶、気持ち良い!!
生まれて半世紀近く、一週間も風呂に入らなかったのは初体験であった(そりゃそうだ)。
さっぱりして荷物を整理して相部屋であるが区切られたカーテンのある布団で横になる。
雨の日も活躍してくれた防水バッグ。
岩場も雨の日も活躍してくれた100均の伸び伸び軍手。
半端ない達成感に包まれる(明日もあるけど)。
今までの山小屋と同じ料金とは思えない夕飯。
奥さんと冷えたピッチャー2Lを頼んで軽く飲み干す
が足りなくて酎ハイ追加。
みくり最&高!!
部屋の隣の方と相席になり、これまでの山行をお話ししてビックリされていたが、
とても充実した楽しい時間を過ごせた。
明日で終了!(のはず)
~続く~