Panasonic FT1 28mm
さて山頂へ向けて・・・
雪は超シャバシャバなのに、22のスノーシューでもズッポリ深みにはまってしまう。
これにはまると結構体力を使う。
まだまだ山頂には遠いが、えっちらおっちら進む。
天気は最高に良い[E:sun]。
って、まだ小一時間ほどしか歩いていないのに。
途中スノーパッドが外れた。取り付け方が悪かったのかな。
一人で全く無意味であるが、本番を想定して念の為ビーコンも持参。
TRACKER 2は見た目大きめであるが、身体に装着するとその大きさを感じない。
標高595m、結構登ってきたかな。
踏み跡をトレースしていく。
雪庇が大きい。
正確かどうかは不明であるが、自分の歩いた軌跡が分かるのはそれなりに楽しいものである。
しかしココは距離が短そう。
休憩しながら2時間足らず、イイ運動になりました。
いや、トレーニング。
資料を見ると随分前から動いていないそうだが、哀愁が漂ってコレもまたよろしい感じ。
イイ時間になったので、昼食休憩。
座りやすいように雪を掘ってテーブルを作ってみた。
飲料は冷たくなるよう、雪の中へ。
カップヌードルはカレー。
山専用ボトルの驚くべく保温力であった!
コレがあれば山頂で沸騰させる必要が無い。
カレーヌードルには生卵の黄身を載せてみた。
これをクチュクチュっとして、
である!!
絶景の見晴らしでカレーヌードルを食べながら自分撮影。
コレも今年お初デビュー。
コンパクトで収納性は抜群であるが、雪崩が起こって人命救助するときのスコップとしては結構小さいかも・・・。
晴れている日はヘルメットをこのようにボードにかけると揺れも安定する。
メットが入るかと思って買った、「オスプレイ コード」であったが、メット収納スペースはあるものの、入れた状態だとボードが積みにくい・・・(私の技術不足?)
では片付けもして、ようやくボードライディングの時を迎えた。
滑ってみると超超重たい雪。
しかも滑らない(当たり前か)、木の葉にするとザーと雪が雪崩れのように(ちょっと云いすぎか)落ちていく。
一度座ったら抜け出せ難いというか、立ち上がるのが困難。
それでも重心を後ろ足に乗せてライディング。
2回ほどターンしてはコケ、座り、立ち上がりの繰り返し。
途中立ち上がるのがかなり厳しかった時もあった。
これ抜け出せるのかなと思ったり。
間違ってこんな重たい雪が落ちてきたらと思うと、ゾッとした・・・。
そんな訳でその時の写真は無く、
悲壮な顔とゲレンデを後にする時の写真のみ。
パウダーとはいかないとは思っていたが、もう少し気持ちよく滑れると想像していたので残念。
でもイイトレーニングもできたかな。
ホントのパウダースノーの時に再チャレンジしてみたい。
誰も来ていないのできっと気持ちが良いだろう。
先日の伊吹山でも同じような感じの雪質でした。
「曲がらない~」
自分がこんなにもヘタだった? なんて自信喪失しかけました(笑)
整備されたゲレンデと違い、バックカントリーの悪雪はかなりの腕が
ないと、滑れないものですねぇ^