Panasonic FT1 28mm
キャンピングカーZIL号の後ろには中央アルプスの麓に咲く桜がありました。
GW最終日の5月8日。
ココ千畳敷の入り口には春が訪れたばかりか。。。
薄い青空に心踊る。
7:12出発のバス停には長蛇の列(50人くらいか)。
半分くらいがスキー・スノボの人達。
前日の22:30トンカツ邸、23:10吹田SAでテカポさんと合流、明朝4:00前に駐車場到着だったかな。
いつも後ろでゆっくりさせてもらってありがとう、トンカツさん。
左がバスの中(約40分)、右がロープウェイ。
どちらもほぼ満員。
≪サイトの説明≫中央アルプス宝剣岳(標高2,931m)直下の通称「千畳敷カール」まで架けられた、わが国最初の山岳ロープウェイです。昭和42年完成、平成10年11月1日にリニューアルオープンしました。中央アルプスの主峰駒ヶ岳は標高2,956m、眺望絶佳、真夏の別天地、富士山をはじめ南アルプス連峰、御岳山、乗鞍岳、北アルプスを一望でき、また、高山植物の宝庫としても有名です。この桁外れのスケールの大自然を中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイでぜひともお楽しみください。
標高差は950m、約8分弱で到着。
ロープウェイ下りると、ホテル千畳敷に直結している(右手オレンジ色の建物がホテル)。
宿泊は大人13,000円(風呂入る場合はプラス3,000円)。
日本で標高が最も高い所にあるホテルとしては高いのか、安いのか?
標高2615m、視界は不良・・・。
テカポさん、トンカツさん共に恨めしげに山を見上げる。
しかし待っていても仕方が無いので、10本歯アイゼンを装着して上を目指す。
オットセイの岩で小休止。
ココまではストックで登れたが、以降はピッケルに持ち替え。
持ち方、使い方は経験者のテカポさんにご指導頂いた。
カチカチならかなりヤバイ斜度だったが、雪は程よく緩んでいたためアイゼンは効く。
一方ピッケルはやや不安定であった。
50分ほどで漸く千畳敷カールの北側の八丁坂を上りきり、乗越浄土に到着。
しかし視界不良、その上10mを越える強風が稜線を通り抜けていた。
時折見通しが良くなるが、また直ぐにホワイトアウト。
小休止をした後、進行方向を確認し進んでいく。
先が見えぬ・・・。
しかし経験者のテカポさんと地形図に強いトンカツさんがいると安心できた。
あの先の大きな岩で風を避けようとテカポさんからの提案。
とうとう2900m付近。
岩から氷が飛び出ている!?
樹氷ならぬ、岩氷か!
気温はそれ程低く無かった(マイナス2度位?)
引き続き強風の中、視界も不良。
滑れるのか?
そんな中方向の確認作業。
あまり時間を無駄にするわけにも行かず、午後からは晴れてくる予報を信じ、
これまたテカポさんの提案で視界が開けたら直ぐにドロップできる様に準備。
正直この視界が開けるかなぁと私は半信半疑だった。
待つこと10分くらいだったろうか、、、
お、うそ、ホンマに晴れてきた!
というか、先が見えてきた!
テカポさん、トンカツさんの順にドロップ、そして私が最後に。
駒飼ノ池方面へ。
ココは緩斜面の広いバーンで気持ち良い。
下まで滑らず途中でストップ。
musicが合っていますでしょうか?
トンカツさんの後ろに薄青い空が見える!
池のやや手前まで。
後方にもお二人のスキーヤーが見える。
一本目が無事滑れたこと、視界が開け空が見えてきた事に安堵した。
これから楽しめる!
気持ちは昂ぶるばかりだ。