Dsc05526_

Sony NEX-5D 16mm f2.8

まだ星の見える午前4時起床。

槍は漆黒の闇の中であるが、地平線は夜明けを感じさせる。

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~感動の槍ヶ岳46kmの旅~

Dsc05527_朝4時のロビーはもう既に慌しい。

御来光を見る方、縦走に出かける方、様々。

Dsc05532_Dsc05531_外では皆カメラを手に持ち、日常では出会えない景色を心待ちにしている。

写真では見えないが、ヘッドライトで槍山頂を目指している人も居る。


何度くらいだろうか、ダウンと雨具を着てもまだ寒いくらいだ。

Dsc05533_Dsc05534a_ホンの少しずつ明るくなっていく。

眼下には雲海が広がり、遠くには富士山が見える。

Dsc05535_写真は5:07。

GPSの日の出予測は5:11、うっすら見えてきたか。

まもなくか、、、期待に胸が高鳴る。

槍山頂には数人の人影が見える。





Dsc05536_来た、、、










Dsc05538_Dsc05539_一気に明るく山がオレンジに染まる。

歓声とシャッター音が鳴り響く。












Dsc05541_5:15

夢のような時間、、、

槍の横から出てくるなんて、なんという神様のいたずらであろうか、、、





ここにいる全ての人が来て良かったと思える瞬間。

緩やかに、そして瞬く間に時間が流れていく、、、

心洗われる。

ありがとう、、、この時間にこの場所に命のあることに、ありがとう、、、


感動、そして感謝

何度も深呼吸、涙腺が緩む。
















帰路もあまりゆっくりとはしていられない。

Dsc05542_

5時過ぎからの朝食。

3000mで食べるご飯も温かい味噌汁もありがたい。

Adsc055456:15

眩しい。


こんな素晴らしい天気の中を歩けるなんて、、、

なんて幸運なのだろう。

Dsc05547_真っ青!






Dsc05548_ 赤く染まっていた山も普段の姿を取り戻す。

しかし青い。







Dsc05551_ではまた4人で出発。

皆さん安全で行きましょう、よろしく。







Dsc05552_Dsc05557_名残惜しく記念撮影。

今日は昨日と違う東鎌尾根を下る予定。





と思っていたら、、、






Dsc05563_救助のヘリがやってきた!

救助隊員(長野県警)がロープで下りてきた。

昨日から山荘で歩くのも困難な女性が居て、どうもその方を乗せていくようだ。

女性がどうやって槍まで登ってきたかは不明。

一旦隊員を下ろしてヘリは周りを旋回、その間に隊員は女性にハーネスを装着して吊り上げ準備をしている模様。


Adsc05568
旋回していたヘリが再びやってきて、女性と救助隊員が一緒にロープで巻き上げられているところ。

爆音、烈風、物凄い迫力。

狭い場所でヘリの操作、下りてくる救助隊員、そして指示するヘリ内の隊員、命を張った仕事に感動すら覚えた。

この人達が居るからこそ、自分達は安心して山を歩く事が出来る。

そしてこの素晴らしい仕事振りに対し大きな尊敬の念を抱いた。

Adsc05560Dsc05570_

不謹慎では有るが、まるで映画のワンシーンのようで少々興奮した。

自分もいつなんどき何処でお世話になるかもしれない。

そんな事がないようにしなければいけないが、、、

無事に吊り上げ飛び立っていってホッとした。

山を守る長野県警や関係者の方に感謝しながら、そろそろ出発しなければ。

Dsc05572_6:54

槍ヶ岳山荘を後にする。

Dsc05582_振り返れば槍と山荘。

Dsc05578_Dsc05579_すれ違いもなかなか大変。


Dsc05577_先っちょに立つトンカツさん。

怖くて自分には無理です。

Dsc05586_槍をバックにシュートとサトル。

Dsc05591_私も槍と記念撮影。






Dsc05596_Dsc05597_何処から見ても惚れ惚れする雄姿「槍」。

Dsc05601_Dsc05602_60~80Lザックで東鎌尾根を登っていく群馬の高校山岳部。

苦しそうだが充実感達成感は抜群だろう、「頑張れ!」と声をかける。

Adsc05611喜作新道の最大の難所?山地図にも記載してある「長い梯子」だ。

Dsc05613_Dsc05615_左右とも崖になっており手足を滑らせたら命は無くなりそう。

しかも梯子は少し揺れるし。

10m程登る感じだろうか、テン泊装備ならより一層怖いだろう。

降りてこられる方を優先したが、梯子で足を踏み外してこちらが一瞬ドキッとさせられた。



Dsc05617_鉄梯子が終ってからは下りの木梯子が続く。

Dsc05618_白馬方面と高瀬ダムだろうか。




Dsc05620_Dsc05621_9:33

コースタイム2時間10分に対して2時40分かけてゆっくり歩いた。

これ以上無い天気、景色、、、

来た道を帰らず東鎌尾根を選択したのは大正解であった。





Dsc05624_10:38

ここからは来た道を上高地まで帰る。

高度を下げたのと昼に近付いてきた事で気温が上がり汗が吹き出る。

Dsc05625_Dsc05631_山の湧き水を口にする事は殆ど無いが、冷たくてガブガブ飲んだ。

超冷たくて美味しい。




シュートの膝がかなり辛いようで、ザックはトンカツさんのザックに繋いで担いでもらう事になった。

先は長い、無理せずゆっくり行こう。

バスに間に合わなければタクシーに乗れば良い。

Dsc05634_Dsc05635_雪渓で涼む。

ホント最高に気持ち良い。





Dsc05637_Dsc05639_Dsc05638_11:37

槍沢ロッヂ

たまらずビールを頂戴する。

もうここからは平坦なのでそんなに問題ないだろう。

今回うっち~さんのご指導でザックを大幅に軽くしてみた。

ザックは数年前に購入していた一番軽いもので750g、飲料800ml、雨具、行動食、救急箱、GPS、その他諸々と一眼レフを加えても4.7kgという超軽量。

小屋泊だから出来た事では有るが、槍で泊まる登山者の中では最軽量クラスだろう。

もっと軽くも出来そうだけど、どうしても持ちたいGPSや一眼レフを加えるとこの重量くらいかな。

普段20kg近いテン泊装備のザックと比べると飛躍的に身体への負担が少なかった。

今後この装備も十分「有り」と思え、大変勉強になった。







Dsc05646__2沢沿い、シュートのザックを担いだトンカツさん。

Dsc05653_Dsc05651_Dsc05652_
13:30 横尾



登山靴のソールがかなりめくれてきた。





上高地までならなんとか頂戴したテープを巻かなくても行けそうだ。








Dsc05659_Dsc05657_14:30 徳沢

そうはいうものの段々身体もへばってきた。

でも目を愉しませてくれる冷やし林檎や、












Dsc05654_冷えた生ビール!

川に1分足をつけれるか勝負してみたけど30秒も無理。

冷たすぎ!

Dsc05660_15:40 明神

休憩長引き、身体も疲れペースは落ち気味、、、

アイスクリームを頬張る。

Dsc05662_ここからは梓川北側の自然探勝路へ。

Dsc05665_Dsc05668_

15分ほどの遠回りになるが、より近くで梓川を感じる事が出来る。

上高地から登山には行かない人向けの散策コース。

とても雰囲気が良い。

Dsc05671_立ち枯れというのかな。

元々森であった所に水が流れ込んできたのだけれど、川の水が冷たいので木は腐らずそのまま立ち続けているらしい(多分)。

とてもイイ雰囲気でずっとココに居ても良さそう。



でもさすがに足がダルイ、、、

しかし膝にはきていない。









Dsc05675_Dsc05676_お見事。

Dsc05678_Dsc05680_16:45 白樺ホテル

17:30 アカンダナ駐車場

その後、平湯温泉につかり帰宅は日付が変わった午前1時でした。

2日間の歩いた距離:46km

標高差:1700m

A1_2トンカツさんのクニャマップ。

赤:行き道

青:帰り道



ヤマレコより











槍からもらった元気が明日への活力となりました。

ご一緒したみんな、ありがとう!!

最高の山行となりました。

感謝!

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