Dsc05917_

Sony NEX-5D 16mm f2.8

夜中は度々目が覚める。

寝ている部屋の窓から外を見たら、ガスがかかり星が見えなかった。

しかし平野が外に出たら沢山の星が見えるとのこと!

時刻は朝4時過ぎ、慌ててカメラとヘッドライトを持参して外に出た。

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~五竜岳へ~

Dsc05920_写真は4時52分、日の出は5時20分頃。

それでも段々明るくなってくる。

小屋から崖を少し上がった所から平野と二人空と星を眺めていた。

Dsc05923_5時9分、小屋にも灯りが灯り出した。

スタッフさんも起床かな。



寒いので上下雨具と、インナーはダウンを着込む。

Dsc05928_明るくなるとさっきまでソコにあった星が不思議なほど見えなくなるのね。

神聖なる山の夜明け。

いつ見てもこの時間は感動に包まれる。

日の出間近だけど、小屋での朝食へ。

Dsc05931_またしてもご飯は美味しい。

鮭の切れ身も脂が乗っているし、卵焼きもひと手間入っている。

Dsc05932_さぁ、朝食もトイレも完了!

Dsc05937_Dsc05934_Dsc05938_Dsc05939_小屋前で記念撮影し。

しかしキレット小屋はスゴイ場所に建ってんなぁ・・・。

名残惜しく、五竜へ向けてAM5:58出発。

Dsc05948__2一般ルートなので心配するほどではないが、扇沢からキレット小屋までより五竜へ向けたルートの方が慎重さを問われるように思えた。

Dsc05952_進行方向左に見える立山連峰。

突き抜ける青い空。

雪渓が残るのは剱岳だろうか。

あの山頂も、そう遠くない内に登っておきたい山の一つ。

岩稜を駆け上がっていく平野。




Dsc05954_

Dsc05967__2雲海もキレイ。

Dsc05970_本日のメイン、五竜岳が向こうに見える。




Dsc05979_剱岳をバックに記念撮影。

Dsc05980_岩、また岩。

Dsc05983_今回は雷鳥を10匹以上見たかな。

幸運の鳥?

Dsc05989_Dsc05991_Dsc05995_陽はどんどん高くなっていく。

この稜線を歩くのが楽しくて仕方が無い。




Dsc05993_昨日の雨がウソのような天気。


Dsc05997_Dsc06019_Dsc06021_一番の難所、G5を抜ける。

もう五竜岳山頂までそう遠くは無い。

Dsc06022_Dsc06023_三点支持をしっかりすれば心配する場所は殆ど無い。

しかし平野のスパッツは派手やなぁ・・・。

脹脛(ふくらはぎ)の筋肉は隆々としているけど。

Dsc06025_さぁ、あの先が五竜だ。

この稜線を辿っていけば山頂2814mに到達する。

天気は良好、エアコン18度の部屋を歩いているようだ。

汗は出るが涼しい。

Dsc06028_Dsc06029_既に歩き出している平野。

Dsc06030_歩いて来た稜線を振り返る。

sugaさんはこの時既にカカトの水膨れがとんでもない状態になっていた。

靴ヅレをかばいながら必至のトレッキング。

Dsc06034_心和ませてくれる花。

Dsc06045_Dsc06047_とんでもないように見える登りであるが、ちゃんと足と手を置く場所があり自然の岩なのにまぁよく出来ているなと思う。

岩がうまく登らせてくれる。

そして平野は飛ぶように早い。

Dsc06059_AM8:20、五竜岳2814m登頂!!

コースタイム4時間を2時間20分で到着。

向こうに見えるのは唐松・白馬岳方面かな。

Dsc06051_多少雲は出てきたものの、北アルプスのこの天気と青空は昨日の雨を思うと100点に近い。

sugaさん、平野さん、お疲れ様!!



ひとしきり記念撮影をして20分ほど休憩。

山頂に居たのは我々含め5人であった。







そしてまた結構なペースで下っていく。

Dsc06072_Dsc06073_Dsc06076_

予定している時間よりは遥かに早いペース。

平野から唐松岳経由にしようかと昨日に続き提案もあったが、私も平野も八方尾根は経験があったので早々に遠見尾根を降りる事にした。

体力的には行けそうであったし、今後の地図を見る経験値は少し上がったと思う。

油断は禁物だが。

Dsc06079_Dsc06082_Dsc06085_浮石や鎖もあり、多少の緊張は伴うがそれほど大した事は無い。

下りは身体が軽い、早い。

しかし五竜山荘の赤い屋根と建物は緑の山にホント映えるなぁ。。。

Dsc06086_Dsc06087_近付いても離れても、五竜山荘はカッコええわ!

山荘でバンダナを購入。

飲料休憩するも、即歩き出す。

Dsc06088_Dsc06093_Dsc06095_分岐からアルプス平へ向けて遠見尾根を下る。

途中チングルマが美しい。

細尾根というが、余所見をしなければなんの問題も無い。

しかし慎重に進む。

Dsc06096_途中ツアーらしきお姉さま方の団体がいらしたが、平野に続いて走って追い抜かせて頂きました。

「キャー、早いわね~」なんて黄色い声援を浴びました・・・。

Dsc06097_Dsc06100_Dsc06103_さあアルプス平まであと5km、コースタイムで3時間ほど。

私の膝も調子は悪くない。

やはり軽量ザックが効いているのだろうな。






ここからまた平野からの提案。

「走って下まで競争しよう!」

えっ、、、?!

ま、では取りあえず着いて行くわ。。。






軽快に飛ばす平野、なんとか着いて行く私。

しかし足を挫きそうになり、なんで走っているのかよく分からなくなり徒歩にもどす。

彼は変人です 笑。。。

P1150563_P1150565_電池が無くなりデジカメはpanasonic FT1に移行。

大町方面の田んぼが美しい。






P1150572_アルプス平の高山植物園。

そろそろ足にも疲労が来ている。

P1150573_11時30分アルプス平到着。

コースタイム9時間を5時間で辿り着いた事になる。

休憩を省けばもっと早い。。。

平野は更に15分早く到着。





今回早く行けたのは、、、
P1150574_P1150575_P1150576_直前購入したGREGORYのザック。

トレラン用かな。

16L、700gと軽量な割りに細部に渡って収納がよく出来ている。

値段だけの値打ちはあった。

1泊小屋泊なら十分過ぎる容量で、今回も一眼レフを含めて総重量4kg台に押さえる事が出来た。




15時過ぎの電車に乗る予定が大幅に早く着いた為、もう一本早い電車はなんと12時30分。

エスカルプラザからタクシーを飛ばして神城駅へ。

汗だらけなのに風呂も入れなかったが、涼しいのでなんとかなった。

駅のトイレで着替えたらPROTREKの腕時計を忘れる。

しかしJR東日本の忘れ物部署に電話し、超丁重な対応でトイレの時計を発見してもらい、翌日には自宅に宅急便で届けてもらった。

素晴らしい対応に感激!

神城駅→松本駅までは各駅停車し、松本から特急「しなの」に乗車。

昼ごはんを食べる暇も無く、しなのに乗ってからの駅弁は14時過ぎだった。。。

絞りきった身体に冷えたアルコールと駅弁は超旨いです。

アルコールも電車移動ならではで、車なら呑めませんから・・・。

P1150580_

名古屋からは新幹線に乗り換え、一時間の短縮。

新大阪は18時到着くらいだったかな。 とにかくsugaさん、平野さんお疲れ様でした。

ちょっと強行で行きましたが行って正解でしたね!

次は三人で六甲早足縦走を宝塚までしましょう!

お疲れ様でした^_^

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~案ずるより実行あるのみ。五竜岳~