いつか行きたい、そう願っていたルートのひとつであった。

Dsc05707_Sony cyber-shot DSC-W380

六甲はホームエリア、故に細切れには歩いているが端から端まで通したことはなかった。

人の少ない平日にメンバーが揃いチャレンジした。

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~六甲全山縦走路完走!!~

Dsc05685_5:24 某駅、始発2本目を待つ。

駅前のコンビニは開店前で十分な食料は補給できず・・・。

自宅からの行動食だけでなんとかなるかな・・・。

今回のザックは4kgジャスト。

飲料700ml、行動食、ストック、カメラ、雨具上下入れての最小限仕様にした。

山頂では氷点下が予想されたがダウンは外した(結果正解だった)。

Dsc05686_須磨浦公園駅AM6:25到着、まだ夜明け前。

Dsc05689_Dsc05690_Dsc05688__26:39 今回は3名、

3ヶ月前に鹿島槍から八峰キレット、五竜へ行ったメンバーだ。

平野は加藤文太郎を思わせる超健脚ランナー、sugaさんもアラフィフとは思えぬ体力の持ち主。

各自ヘッデンを用意したが出発から無しでいけた。

Dsc05697_Dsc05698_6:50 旗振山まで20分ほど。

平野が飛ばすのでいきなり息が上がる。

まだ残り55kmはあるよ・・・。


そしてアーチ状の美しい須磨ビーチ。

6:51 さぁ、そろそろ日の出だ。

Dsc05704_Dsc05702_Dsc05703_7:04 朝焼けを楽しみ、朝焼けに照らされながら果てしなく遠いゴール宝塚を目指す。

こんな所でゆっくりしている暇は無い。

しかし清々しい朝を歩ける幸せに感謝する。





Dsc05705_7:06 高倉台を抜け、

Dsc05706_7:15 栂尾山手前の数百の階段を登るが結構辛い。

Dsc05715_Dsc05716_7:42 そして風化した須磨アルプス。

起伏に富んだ馬の背は楽しませてくれる。

Dsc05720_Dsc05721_8:10 横尾の住宅街を抜け、妙法寺から高取山を目指す。

この辺りまでは平野のフィールドらしく安心して進む。

Dsc05723_8:43 最下部でも12月は紅葉だ。

ここは高取山から丸山町への下りかな。




Dsc05725_ 9:11 鵯越駅の脇を通過。




Dsc05727_Dsc05728_ 9:11 黄葉のトンネルを抜け、

振り返ると低山も彩りを魅せてくれる。







Dsc05730_9:56 菊水ゴルフ場横を通り過ぎ、菊水山(458.8m)に到着。

登りは少々キツかった。

気温は5度くらいだと思うが汗は吹き出ている。

Dsc05731_Dsc05733_Dsc05734_10:20 菊水山から鍋蓋山を目指す。

有馬街道上にある天王吊橋。










Dsc05736_私にとっては地元の懐かしい道、有馬街道。

Dsc05740_10:22 鍋蓋山へ向かう急登。

行ったり来たり、ここも結構キツイ。

Dsc05742_Dsc05743_10:42 鍋蓋山到着。

通常1時間のコースタイムを46分、登りの為それほど早いペースでは進んでいない。

歩くと暑いが止まると寒い。

平野は私とsugaさんより10分程度早いペースで行くため、我々が到着する頃は身体が冷えてくるようだった。

すまん・・・。

Dsc05745_11:09 大龍寺。









Dsc05749_11:13 辺り一面、紅葉の落ち葉がサクサクと気持ち良い。

真っ赤なのはあまり見かけなかった。

Dsc05751_Dsc05752_11:18 市ケ原到着。

猪を前に休憩する登山者さん。

一人のおばさまが餌をあげようとすると猪は後退りしていた。。。どっちも怖い?!

Dsc05755_Dsc0575611:23  さぁ、ここ市ケ原から摩耶山(698.6m)が六甲全山縦走の登りの核心部だ。

稲妻坂から天狗道を進む。

何度も通っているトコだけに安心感は増してきた。

Dsc05758_Dsc05757_Dsc05759_12:35 摩耶山掬星台到着。

登りはキツかった、、、途中の写真は一枚も無い。

やはり太ももと脹脛の筋肉にハリ感が出てきて、途中何度もストレッチをして登った。

市ケ原からコースタイム90分の所、77分で到着、それほど早くはない。

ここでも平野は10分以上先に到着していたが、私とsugaさんは体力温存区間であった。






そして一気に体感温度が下がる。

凍った水たまりは溶けていない。

sugaさんの疲労もピークになり、ここで予定していない大休憩を取ることとなった。

昼食の時間、摂れる食事はここでしておこうと。

寒さとエネルギー補給のため、私はコーンスープを2缶ホットコーヒー1缶、行動食少々摂取。

コーンスープの美味いこと旨いこと!



ただあまり長居は出来ない。

GPSではまだ半分も来ていない表示であった。

アクエリアスをプラティパスに400mlほど再注入して13時ジャストに再スタート。

これは休憩を含まない平野のコース予測ピッタリとなった。

普段のゆっくり登山ではなく、競歩といった感じで進んでいく。

会話も殆ど無く、17時宝塚を念頭にして。

摩耶山天上寺→杣谷→六甲自然の家→丁字ヶ辻を抜けていく。

微妙な登りでも少々足のツッパリ感が出てくる。






Dsc05761_Dsc05760_13:50 丁字ヶ辻から六甲山ホテルまでラン、しかし長くは続かない。

ここでsugaさんは緊急の用事が入り、当初よりエスケープルートの一つとして検討していた六甲ケーブルで下山することとなった。

3人中唯一の縦走路経験者であったし全員で完走したかっただけに残念ではあった。

ひょっとしたら足の疲労が大きく、私と平野に気を使ったのかもしれない。。。

写真は無いがこの辺りでのGPS表示は積算距離25km程であったと思う。

全工程は56km。

こんなに疲労感が溜まっているのに、まだ半分も来ていないのか、、、という気持ちで進んでいった。

しかし今このブログを書きながら地図で確認すると、どうも摩耶山あたりが真ん中であるようだ。。。







sugaさんとは記念碑台の交差点で別れ、平野と二人で宝塚を目指す。

六甲山小学校→六甲山ゴルフ倶楽部を抜けフラットな場所ではランで時間短縮を心掛ける。

少しでも上り勾配のある場所でランはキツイ。






Dsc05764_Dsc05763_14:15 ガーデンテラス到着。

GPSではここが28kmでようやく宝塚までの半分の表示であった。

しかしそんなはずは無い、、、もう3/5は来ているはずだという実感はあった。

そして行動食が持つかどうか心配であったので、肉まんを食す。

美味いのなんの!!!

食べながら競歩で進んでいく。

肉汁が身体の細部まで行き渡り、エネルギーが補充されたのを二人共に実感。








Dsc05767_14:34 極楽茶屋を経由していよいよ六甲山最高峰(931.3m)を目指す。

競歩、ラン、競歩。

写真も殆ど撮れないくらい進んでいくし、この姿勢でカメラを構えると太もものハリが辛い。

平野とは殆ど言葉を交わすことなく、ただただゴールを目指す。

予定では15時に最高峰。

Dsc05768_14:42 この時間でも霜柱のまま。

標高900m付近では終日氷点下だったのだろう。

その寒さを感じながら、とにかくとにかく先へ進む。








Dsc05772_14:51 六甲最高峰到着(平野予測は15時)。

縦走大会の場合はココはコース外らしいが、せっかくなので踏む事にした。

ピント外れやったわ、平野ゴメン。

そろそろ終わりたい、、、そんな気分になってくる。

しかしここまで来たら、もう行くしかない。

コースタイムで宝塚まで3時間30分。

一部登る所もあるが、ここからはほぼ下りである。

遅くとも17時過ぎには登山道の終点、塩尾寺(えんぺいじ)を通過しないとヘッデンが必須になりそうである。

休憩も一瞬で次を目指す。

Dsc05774_15:14 間違って石宝殿まで足を運んでしまった・・・遠回り、ロスは5分ほどか。

さてここから宝塚まで12kmの表示。

私は太もも、脹脛、そして足の爪まで違和感と痛みをかなり伴うようになってきた。

一週間前に滑って尾てい骨から岩に落ちた事で腰にも違和感。

でもホントもう行くしかない。

目標は宝塚17時、その為には1時間30分のコースタイム短縮が必要。

競歩でも間に合わないので、下りのランでタイムを稼がねばならない。

膝が限界にきて痛みが酷い。

念の為に持ってきたサポーターを膝に巻いて痛みを誤魔化す。

コレなしではやばかったと思う。







Dsc05775_Dsc05776_16:06 大平山のアスファルト道から再度登山道に入る所。

概ね40分の時間短縮が出来た。

Dsc05778_登山道の落ち葉も深くなってきた。

ランで平野は何度も足を挫くが彼はモノともせず進んでいく。

私は落ち葉に隠れた岩で左足を強打。

下半身はもう限界を超えている。。。

Dsc05780_Dsc05781_Dsc05782_Dsc05783_Dsc05784_Dsc05785_16:19 長い長い長い、、、

平野は気を使ってゆっくりめに進んでくれる。

何度も私は平野に走ってくれとお願いし、

走り易い場所だけ数100mずつ走って少しでも早く到着できるよう足を膝をかばいながら進んだ。

ゆずりは山の分岐を確認出来ないまま、激下りの登山道に入る。

もしや塩尾寺に近いのでは??

もうGPSを見る元気すらないし、とにかく先を急ぐだけ。

もうすぐ日が暮れそうだ。

別に縦走大会でも無いしなぜそこまで、、、

暗くなる前に計画通り到着したい、この一心で。。。

そして、、、

Dsc05789_Dsc05790_16:44 塩尾寺到着。

おつかれー!!

もうホンマ限界やわ。

足の爪が痛む、、、

登山道はもうココで最後。

実はココがゴールだと思っていた。

帰宅して正式な縦走路を確認すると阪急宝塚駅だった・・・。

Dsc05792__216:52 塩尾寺からアスファルト道を下る。

途中見える宝塚の夜景が気持ちを癒してくれる。

しかし下り道は足の爪、太もも、膝、全ての痛みが酷く後ろを向いて下りたりする始末・・・。

もう走ることも出来ない。



しかし平野は問題なくスイスイ下り坂を下りていった。

きっと走れたに違いない。

さすが42歳にして身体年齢17歳!






Dsc05798_Dsc05796_17:10 ゴール宝塚駅!!!!

感動と疲労と満足感が一気に押し寄せてきた。

6:30に須磨浦公園を出発し、実に10時間40分を費やしての到着となった。

半分ご一緒出来たsugaさん、最後まで私に合わせてくれた平野に感謝感謝!!

一人では絶対途中で投げ出してしまっただろう。

平野も同じ事を言ってた。

しかし彼単独なら今回の条件でも8時間台での到着も可能だったろう。

合わせてもらってありがとう。




Dsc05802_またこの膝サポーターがよく活躍してくれた。

北アルプスでも最近は膝が痛くならないのに、今回よく持ってきたもんだ。

ストックも最後まで悩んだけど持ってきて大正解だった。

六甲山なら走ることを想定したらシューズもトレラン用で十分。

ただ足首保護の為にミドルカットの防水透湿を入手しようと思う。




Dsc05806_駅地下の眠眠にて打ち上げ。

ビールも中華も美味すぎ。

入社同期で18年間、呑みに行った事もない二人がよく全山縦走出来たね、と楽しく語らった。

平野さん、ホントにありがとう。

またひとつやりたいことを達成できました^_^

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~六甲全山縦走路完走!!~

【おまけ1】
Dsc05812_GPSでは積算距離45kmの表示、、、

神戸市役所の公称では56kmなんやけど、、、

GPSは水平表示かと思うけど、神戸市は登りも実測したんやろうか?

GPSの間違い??







【おまけ2】

Dsc05808_帰宅当日の足の爪は血豆で紫に・・・痛いはずやわ。

4日後の今日確認すると、左足は4つ、右足は3つ血豆になってました・・・。

爪がはがれるんやろうか・・・。

しばらく山はお休みかも。。。