Adsc08406_Sony NEX-5D 16mm f2.8

12-13snowシーズンラストは槍ヶ岳の日帰りを選んだ。

飛騨沢を進んでいるはずなのに槍が見えないんやけど・・・

大汗、喉の乾き、足の硬化、全てを堪えて一歩一歩登っていくんやけど・・・。

槍が見えん・・・。

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~槍は何処?!~







富士山も今年はもう雪が殆ど無いとの情報。

立山はまだいけるが、そろそろ別の所も行きたい。

しかしもう6月に入ってしまった。

Dsc08342_こんな時期、しかも平日こんなトコにご一緒してくださる方は皆無に近いだろう。

しかしpapaさんをお誘いしてのセッションとなった。

感謝、感謝!

東海北陸道某所で23:45待ち合わせ。

高山から新穂高を目指すが、またもや高速が工事中でやや迂回。

到着は明け方3時過ぎ、私はうつらうつらしたがpapaさんはそのままほぼ寝ずに運転をして下さり、準備してAM4:05出発。

すごいなぁ。。。

無料駐車場もあったが登山道に一番近い有料駐車場にした(6時間500円)。

Dsc08354_

Dsc08352__2足取りはそれほど良く無く、一時間かけて穂高平避難小屋。

ヘッデンは置いてきた。

Dsc08355_Dsc08356_なんせ装備が重い・・・。

グリベルのG10アイゼンは積んだが、ピッケルは迷ったけど置いてきた。

ボードブーツが二人共ステップインなので重い重い・・・。

多分この状態で20kg近くあったんじゃないかと思われる。

ボードブーツでは疲れるのでクロックスにて林道を進むがクッションよく楽だった。



Dsc08357_フゥふぅ言いながら歩く。

時折北アルプスらしい山が顔を覗かせてくれる。

あれは笠岳かな?

右俣林道を進む。

Dsc08360_Dsc08361_白出沢出合AM6:10到着。

あれれ、コースタイム通り2時間もかかっとるやん。

なんか序盤から足取り進まないのはやっぱりバックパックの重量のせいだろう。

ここから奥穂高も行ってみたいな。

Dsc08362_Dsc08364_Dsc08368_白出の沢を越えあとは登山道にかわっていく。

ボードブーツを履いてザックにボードとスノーシューを積んで雪のない道を歩く、、、なんか変な感じ。

歩き難いしボードが木に当たって進み難い。

Dsc08370_Dsc08372_と思ったら、白出沢から滝谷避難小屋(何処にあったか分からず)-槍平小屋までは斜度のキツイ雪渓トラバース連発。

Dsc08374_雨も心配されたが、空梅雨で天気は上々。





Dsc08376_Dsc08378_papaさんはクロックスにアイゼンを装着!

日本初かも(笑)

Dsc08384_難無くクロックス&アイゼンで。

重いステップインブーツは腰にぶら下げて。

Dsc08380_写真では分り難いかもしれないが、

ここは滑って落ちたら一気に濁流に呑み込まれてしまうので、ホントに慎重に進まねばならない。




4私はアイゼン無しでボードブーツを雪に蹴り込みながら進む。

Dsc08389_3これは滝谷を少し越えた辺りだろうか、写真のメモリーではAM8:02となっている。

既に出発から4時間を経過しているが、槍平にもまだここから一時間はあるようだ。

槍平小屋まで5時間?!

これはちょっと厳しいかもしれない。

進めば進むほど帰りの道程も当然ながら長くなっていく。

Dsc08391_天気は良すぎる。

Dsc08394_Dsc08396_道はなかなか進まないが、喉は乾き飲料は進む。

こんな時に限って500mlしか持ってきていない・・・。

飲むゼリー3個を少量づつで口を潤すが、尋常ではない汗が吹き出す。

papaさんもバテ気味。。。

Dsc08397_Dsc08399_

槍平小屋AM9:19到着。

出発から5時間10分もかかってしまった(夏山では4時間30分がコースタイム)。。。

重いボードは引っ張ることにした。

小屋も開いていると思ったらクローズ(多分7月オープン?)

給水出来ず。




Dsc08402_飛騨沢の手前。

まだまだ槍は姿を見せてくれない。

Dsc08404_踏み跡が無くなる。

あの尖った山が槍かと思うが全然違うし。

恐らくココが飛騨沢と思って登っていく。

5この角度では引っ張りもし易い。

取り敢えずこの辺だろうと思って登っていたのは、実は大喰沢だったことが帰宅後判明。

本来のルートは緑色だと思われる。

赤色が我々が歩いた往復の実線。

Ayariここが飛騨沢と思い込んで結構な急斜面を踏ん張って登っていく。

飛騨沢はもっと奥からアプローチしないといけなかった・・・。Dsc08409_ 

Dsc08410_今となってはどうしようも無いが、それも分からずふうふう言いながら登る。



Dsc08413_

Dsc08418_

岩壁の下でスタミナ補給。

AM11:00頃。

スコップで雪をフラットにしないと休憩出来ない程の急斜度。

シュガーバターパンが身に沁みた。

美味しかった。

しかし結構もう足に来ている。

まだ登れるが長い長い帰路が気になりはじめる。

Dsc08421_Dsc08422_1

かなりの斜度になってきた。

なんとかスノーシューでヒールリフターを効かせて登っているがキックステップしないと足が雪からズレていく。

アイゼン装着すべきか。。。

しかし急斜で疲労でそんな余裕も無い。

Dsc08423_もう一度岩陰で休憩。

槍が見えるまでは登ろうとなったが、見えない(見えるはずもなく)。

Dsc08425_そんな時papaさん、両足痙攣('A`)。

とても動ける状況では無くなり辛そう。。。

ちょっとお互い頑張りすぎで、水分も栄養補給も不十分だったのが原因と思われる。

マッサージとアミノバイタルで改善の兆しが見えここからなんとか滑走、帰路に着くことにした。

小一時間ココで休止。

Dsc08423__2随分登ってきた感じはしたんやけど、実際は標高2500m弱で槍まではあと700m上がらなければならなかった。

ここで敗退決定。

Dsc08426_小屋泊まりで、ゆっくりゆっくり行けば登れたかもしれない。

しかし日帰り、悲しいかな今日中に帰らねばならない。

Dsc08427_Dsc08430_雪は雪と云える状態ではないし、石や岩が無数に転がっている。

そんな時、バスケットボールより大きいくらいの石(岩?)が時速80kmくらいのスピードで雪斜面を転がり落ちていった。

おそらく気づいた時には避けれないであろうし、衝突したら命の保障はないと思われ恐怖を感じた。

しかしココを滑って降りないといけない。

ボードをゆっくりセッティングし岩を避けながら滑り降りた。

Dsc08435_Dsc08437_Dsc08440_Dsc08441_papaさんの足はかなり辛かったと思われるが、踏ん張ってもらえました。

すごい回復力!アミノバイタルが効いたかも?!

8私も疲労で本来の滑りが出来なかった。

Adsc08448_なんとか滑り降り大喰沢をバックに記念撮影。

Dsc08451_あとは槍平小屋まで滑っていく。

2穂高連峰が見えたのでココでも記念撮影。

この夏に行きたい山、ジャンダルムが見え疲れた気持ちも高ぶる。




Dsc08454_滑りの関係上、川を渡って槍平へ向かった。

Dsc08460_Dsc08461_するとあると思っていた橋が無かった・・・

やむ無く徒渉(としよう:歩いて川を渡る事)。

雪解け水は超超冷たい!!

若干足の疲れも癒された気もするが(笑)。

かなりめんどくさかった。

写真は14:16、歩き始めてから既に10時間を経過している。

Dsc08463_もうあとはホント疲れて疲れて写真撮る気も失せた。

ココで15時前。

雪はあるが滑れないのでボードブーツで歩いていく。

まだ滝谷出合の手前か。

そういえば藤木レリーフも見れなかったな。

Dsc08467_白出沢まではホント長くて長くて辛かった。

なんせ飲む水分が無かったので。

二人共槍ヶ岳山荘で水分補給するつもりだったっし、そこに到着しなかったので。

食料もまだあったが水分が無いと喉を通らないので食べなかった。

それ故に体力の消耗が激しく、回復が出来ないままとにかく歩いた。

沢の水も飲もうか迷ったが二人共止めておいた。

最悪の状況ならそれも止められないだろうけど、限界ギリギリで耐えた。

右俣林道から穂高牧場が見えてきて、穂高平の避難小屋が現れた。

扉を叩くと人がいて飲料も買えるとのこと!

冷えてない200円のポカリを一瞬で飲み干した。

余裕がなく、写真も無いが生き返った瞬間だった。

Dsc08468_18時過ぎ駐車場到着、30分には着替え完了。

14時間往復の道程はさすがに身体に堪えた。。。

ご一緒して頂きpapaさんホントお疲れ様でした。





温泉は平湯の森へ。

体重計に乗ると57.9kg。

最近のMAXからすると約5kgも減っていた。

水分摂って食事もするとすぐに元に戻ると思うけど。

Yari2林道を素直に進んだが、2013年6月初旬のヤマレコには穂高平までの避難小屋への近道は崩れて進みにくいとの情報があったので念の為ご注意ください。

帰りの車はホントに疲れて、papaさんと分かれてからは途中の高速のパーキングで寝てしまった。

一泊もしていないけど3日間かけての日帰り、夜中の2時帰宅したので外出時間は29時間だった。

山も車も事故が無く良かったが、今回は登山道を見失い間違ったまま進んでしまった事を反省しないといけない。

次回以降はこの経験を活かしていかないと。

このルートはバックカントリースノーボードではなく、純粋に登山としてなら行くかな。

なんせ大変でした。

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~もうココには来ないかも(笑)~