Dsc08543_ Sony NEX-5D 16mm f2.8

上高地8:00出発-西穂高岳登頂11:13。

平野、独標の時と同じポーズでの記念撮影やなー(笑)

上高地から標準タイム6時間30分を、半分以下の3時間少しで上がった。

4時間以内に行けない場合は西穂山荘へ引き返そうと考えていた。

こうなったらジャンダルムへ行くしかない。

天気も悪くない。

後ろに見えるのは笠ヶ岳だ。

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~感動のジャンダルム3163m登頂~

P1210807_P1210808_P1210810_ Panasonic FT1 28mm 

西穂高岳から一眼レフはザックにしまい、防水コンデジに変更した。

肩からぶら下げていけるほど簡単なルートでは無いと思われたから。

破線の登山道、出始めからヒヤリとする下りと登りが続く。

P1210811_西穂からまだ10分も歩いていないよ。

後方に二人の人影が見えるのは西穂高岳。

P1210812_P1210813_P1210814_このコースでの遭難か滑落事故であろうか。

心穏やかではないが、無心に手を合わせる(南無阿弥陀仏)。

三点支持すればいけるが、落ちたら・・・命は無い場所が続く。

Ap1210809_ 余裕しゃくしゃくで幼稚園の娘の自転車用ピンクヘルメットを前後反対にかぶる平野。

この時点ではまだ本人も、誰も気づいていない(笑)

P1通過。

P1210815_P1210816_上:菅さん

下:平野(一人ならどんどん先に進めるのだけど、後方の私たちを見える範囲で進んでもらう。すまんな、平野。君だけならあと1時間以上は時間短縮できたはずです。)

P1210818_正直、こんなトコ登っていけるんやろうか、という不安が大きかった。

P1210819_間ノ岳2907mまで、西穂2909mからアップダウンを繰り返し小一時間。

12:10到着。

P1210820_P1210821_P1210822_天狗ノ頭13:00。

間ノ岳から約50分。




P1210824_ゆっくり休んでいる暇は無い。

P1210826_P1210830_P1210832_ピンクヘルメットを前後ろかぶり直した平野。

お似合いです(笑)

P1210834_結構な急登に苦しめられる。

Ap1210835__2Ap1210836_大丈夫ですよ、大丈夫。

でも落ちたら・・・

写真撮るのも必死です。

P1210837_13:50頃、だんだんガスってきた。。。





P1210838_P1210839_P1210840_濃い霧の中、作り笑顔。

体力疲労はかなり大きい。

GPSを見る元気も無い。

ルート上でも浮き石が多く気は抜けない。

なんでこんな石が折り重なっているのだろう、なんでこんな山が出来たのだろう?

不思議な感覚と疲れで頭が回らないが、進んでいくしかない。

Ap1210841_あ、ジャンダルム発見!

14:28、目の前に大きな塊が見えた!!

上高地出発から6時間30分。

心躍るが、気は焦る。

P1210843_先行する登山者を一人発見。

この方は50代位の方で、西穂山荘を朝4時に一人で出発されたようだ。

つまりこの時点で既に10時間半位上歩いてこられているが、途中道に迷ったようだ(我々も道に迷い約15分はロスしたが、同じ場所と思われる)。

出発地の違いを考えると、我々は概ね7時間以上の遅れをココで取り戻したことになる。

P1210844_ココからジャンダルム頂上への登りはどのルートが正解かよく分からず。

慎重に進まなければいけないが、なんとなく足と手がかかるところをよじ登る。

浮き石があったりでいやらしい登りだった。





P1210845__2

P1210847_P1210850_それぞれの想いでジャンダルム3163m登頂!!!

上高地から6時間35分、西穂山荘から5時間。

早いのか遅いのかよくわからなかったが、ひざ・太ももの疲労感はMAX。

ほぼ3000mの稜線を歩き続けていると、空気の薄さが疲労感に変わってくる感じだった。

自分の心臓の鼓動を身体全身に感じながら、ココまで進んできた。

P1210852_

まさか来ることが無いと思い、でも来てみたいと思い続けた場所に立てたことに、

とてもとても感慨深い思いであった。

ガスって景色がなかったが、もうそんな事はこの時点においてはどうでも良かった。

とにかくジャンダルム登頂を握手で祝った。

晴れていればこんな感じ↓↓↓

「wikipedia」より

1024pxgens_darmes_from_north_2002_91024pxgens_darmes_from_north_the_un

2先月の6月5日、シーズン最後のバックカントリーで槍ヶ岳敗退の時に見えたジャンダルム。

この日のためにsugaさんは半年以上前から炭水化物を極力控え、麺類は一切食しておらず6kg減量。

ランニングなどのトレーニングに励んできたようだった。

私も中学校の部活以来と思われる筋トレをしてきた。その割には大きな疲労であったが。。。

平野は全身筋肉バネが入っているので、ほとんど疲れていない様子(笑)。

穂高山荘は16時を回って到着すると、こっぴどく叱られるらしいが時間内に到着できるだろうか。

下山に取り掛かるが足元が滑る。

実はまだココ以上の難所が先には控えている。

P1210853_P1210859_P1210862_岩場の巻き道を越える。

P1210865_西穂-奥穂間の最大の難所、馬の背のナイフリッジだ。

岩壁に「ウマノセ」と白いペンキが塗ってあった。

P1210866_P1210867_馬の背中のタテガミのように切り立った岩壁。

その左右がスッパリ完全に切れ落ちており、飛騨側・信州側のどちらに落ちても、もう生存を諦めるしかないような場所。

手がかり、足がかりはなんとかある。

完全に三点支持で進めるしかない。

よくもまぁ振り返って写真も撮れたもんだ。。。

P1210869_P1210868_

しかしうまい具合にガスってて高度感が少ない(笑)。

晴れていればこんな感じ↓↓↓

20111001124814ba320111001124629741_3

「旅のしおり」様より写真拝借。

あぁ、もう一度快晴の時に来ないといけないなぁ。。。

抜群の高度感であろう。

しかしガスの中の高度感もそれなりで、お尻の穴がヒクヒクしながら馬の背を乗り越える。

今日一番の核心部はココであったのは間違いない。

奥穂側から西穂へ行く場合は馬の背を下ることになるので、更に注意が必要と思われる。

P1210874_P1210875_馬の背を過ぎたらもう難所は無い。

3000mに咲く花に元気をもらう。







そして、

P1210879_15:48、日本3番目に高い山、奥穂高岳3190m登頂。

ジャンダルムから1時間10分ほど。

16時に奥穂山荘にはもう間に合わない。

余裕があるのは平野のみ。

とにかく記念撮影。

P1210882_振り返ればガスに隠れていたジャンダルムが一瞬姿を現した。

あぁ、あそこを登ってきたのだな、と。

P1210883_もうあとは下るのみ。

P1210889_涸沢の雪渓が見えてきた。

P1210886_北アルプスらしい風景が広がる。

山荘まであと少し。

P1210890_長いはしごを降りれば、

P1210892_P1210895_16:15穂高山荘到着!

上高地から8時間15分での到着となった。

途中ジャンダルムで一緒になった50代男性は奥穂山荘に18時到着、西穂山荘から14時間だった。

とにかく疲れた。

足の疲労感は半端無い。

もう少し時間をかけて進めば、疲労感もマシだったかな。

Janしかし天気はガスったものの、よく持ってくれた。

雨でも振ろうものなら、ジャンダルム、馬の背を越えるのは更に困難となったであろう。

そして平野が先行して私とsugaさんを引っ張ってくれ、また正しいルートを確認してくれながら進めたのが大きかった!

ありがとう!!

そして思い切って、急遽初日にこのルートを選択したのは正解だったと思う。

山荘では怒られることなく、優しく迎え入れてくれたのでした。。。


到着した時は、安堵で正直言って少し涙が出た。。。

大げさやな。。。

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