Dsc08546_Sony NEX-5D 16mm f2.8

上高地からジャンダルムを越え奥穂山荘に無事到着しホッと一息。

山荘は2996mに位置し、7月16日時点でも夕方なら気温10度前後であろう。

下界は35度の猛暑日だろうし、エアコンの設定も省エネの夏で25度くらいだろうか。

ダウンを着込んでもちょうどよい感じの気温と、奥穂テラスであった。

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~奥穂山荘でゆったり過ごし明日への活力を養う~

Dsc08548_ 涸沢方面にはまだ雪渓が広がり、

Dsc08547_雪は推定2mは残っている感じ。

寒いはずだ。

Dsc08562_Dsc08563_部屋はこんな感じで2段ベッドになっていた。

15人部屋を平日の特権で3人で、と思っていたらジャンダルムで一緒になった50代の方が18時ころやってきて、それでも4人で使えた。

多い日だと倍の30人くらいで寝ることもあるかもしれない。

Dsc08544_晩御飯はまずまず。

とにかく我慢していたビール(500円)が飛びっきり美味しかった!

テーブルの狭さはびっくりで横幅50cm/人くらいしか無く、箸を上げる度に隣の人に当たってしまうのには困窮した。

それほど山小屋に泊まった経験は多くないが、極狭なテーブル。

Dsc08550_Dsc08549_夕食後、翌日のルート打ち合わせをしながら赤ワインで乾杯。

平野は大キレットを経由して南岳から槍平小屋に興味を示していた。

私もsugaさんもそんな体力はとても残っていない・・・。

そして、数日前に南岳から槍平小屋に下った青年が大雨の濁流にのまれて行方不明になっているのが気になった。

Dsc08551_食事テーブルの狭さに難はあったが、小屋の雰囲気はとびきり良い。

Dsc08552_Dsc08553_Dsc08554__2Dsc08556_ジャンダルムの絵が書いてある紺色の手ぬぐいを買った。

ストーブに当たって気持ち良く過ごす。

一日の目的が終わり、何もすることが無い特別で贅沢な時間。

これも日々の忙しさがあっての貴重な事だろう。


平野もsugaさんもすぐに深い眠りに落ちたようだった。

私はお酒を呑みながら書棚にあった漫画「岳」をゆっくり読んで眠気が来るのを待ってみた。




残念ながら星空を見ることは出来なかった。





Dsc08557_朝は5時から朝食。

ご飯も味噌汁も食べ放題、必要にして十分。

3000mで食せる事に感謝。

Dsc08560_Dsc08564_翌朝朝6時準備完了。

Dsc08565_平野は昨日より身体の調子が良いらしい(なんでやねん?!)。

なんと昨日言っていた涸沢岳3103m⇒北穂高岳⇒大キレット⇒南岳を経由して、槍平小屋⇒白出沢⇒新穂高を目指すルートに行くとのこと。

大キレットもそこそこの難所だと思われるし、新穂高まで標準タイムで約12時間やけど、、、

私もsugaさんも、とてもとても着いていける身体の状態ではなく、残念ながらココで別れることになった。

もちろん、できることなら私もそのルートを取りたかった。

とにかく頑張ってくれ、平野!!

Dsc08566_Dsc08574__2Dsc08576_sugaさんと涸沢を経由して最短コースで上高地を目指した。

下りでは出発直後に膝と太ももに痛みが発生。

平野は回復したと言っていたが、私は全く回復していなかった。。。

でも降りなければいけない。

それでも雪渓と北アルプスらしい雄大な景色を肌で感じながら緩やかに進んだ。

Dsc08581_これから登っていく人も急斜面が大変そう。

皆さんアイゼンを装着。

ヘルメットも全員してますね。

Dsc08584_Dsc08585_雪解け水は飛びっきり冷たい。

Dsc08594_Dsc08589_北アルプスらしい有名な涸沢小屋で、誘惑に負け生ビール(笑)

sugaさんは無難にコーヒー。

もう急ぐことはない、6時出発したので急ぐと10時には上高地へ着いてしまう。

のんびり行きましょう!

Dsc08588_朝7時からの生ビール、至福の時である。

小屋のお姉ちゃんには「今日一番目のビールですよ」と笑われた。。。

Dsc08595_Dsc08596_雪の上でテントも良いですね。

いつかはココでテン泊もしてみよう。

Dsc08597_涸沢ヒュッテからの景色も良いなぁ。。。Dsc08605_

名残惜しく雪渓を進み、

Dsc08607_新緑の景色へ変わっていく。

Dsc08614_Dsc08616_Dsc08611_透き通る川に足を入れてみた。

1分はおろか30秒もつけてはいられない程の冷たさ。

足の疲れを癒す。Dsc08617_

Dsc08621_

樹林帯を抜け、横尾に到着。

まだ10時前。



Dsc08622_涸沢から横尾までは6kmなんですね。

足の疲労は激しいのでもっと長かったような気がした。

Dsc08624_あとはずっと梓川沿いを上高地に向けて進んでいくだけ。

アップダウンも殆ど無いけど、辛い辛い、足が辛い。

で、このショベルカーは何をやってんだろう?




Dsc08633__2しんどいながらも横尾から上高地まで3時間10分を2時間で歩ききる。

どうしても湯につかりたかったので、

Dsc08632_P1210898__3上高地で唯一の外湯?

アルペンホテル(500円)で汗を流す。

かっぱ橋から遠いのがネックであるが、疲れを癒す。

ふぅー、とにかくお疲れ様でした。

【その他】

平野は奥穂山荘6:00出発し、新穂高は13:05の到着だった。

標準タイム12時間を7時間で、、、

ジャンダルムの翌日なのに考えられない体力だった。

平野は高山経由で、私とsugaさんは松本経由で帰路へついた。

帰りに松本駅(15時半頃出発)の次で人身事故が有り、80分の遅延。

自宅へは20時到着。




【備忘録】

・ストックはやっぱり必須⇒軽量化で置いてきたが失敗(足の負担大)

・CWXも必須⇒素足に半ズボンでは日焼けで痛いし膝を擦りむいた。

・歩行6時間以上の場合、水分は1.5Lは欲しい。ゼリー3つあれば良い。

・メット有りの場合は25Lくらいのザックが欲しい

・交通費は自家用車の方が圧倒的に安い(複数なら)。今回タクシーも使ったので3万ほどかかった。

・メットの重さは感じなかった。

・GPSの電池が切れる⇒予備電池必須。

・足首の痛みがキツかった⇒テーピングをして行くことも必要。

・ダウンではなく、フリースでも対応出来そう。

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~忘れることのないジャンダルム紀行であった~