P1250982_Panasonic FT1 28mm 

いつ行けるのだろう、ずっと思いを馳せる場所であった。

今回その頂(いただき)へ。

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~試練と憧れの剱岳早月尾根~

P1250860_ 前日22時出発、馬場島には3時半頃に到着。

左から平野、私、のだっちの3人で。

私以外の2人はトレラン、高速登山が得意で体力も申し分無い。

登山靴で行こうと思っていたが、二人がトレランシューズの為私も履き替え。

予め私ひとりペースが遅れるとの了解をもらい4時15分出発。

P1250861_

P1250862_ 目指すはココ。

ヘッデン無いと暗くて進めないが、空は満点の星。

P1250866_ 200m置きにある看板は目印に有難い。

馬場島が標高760mなので約1000mのアップ。

ココで6時ジャスト、出発から1時間45分。

P1250867_

P1250871_ようやく明るくなってきた。

P1250874_ 小屋が一つ目の目標地点になる。

あと1km。

P1250876_

Dscn1187_

しかし結構な急坂の連続で滝汗、半袖に着替えた。

平野、のだっちは早くてとてもついて行けない。

後半足に疲れが残るとマズイので自分のペースで行く。

P1250883_ 6時45分早月小屋手前に到着。

少々疲れはあるものの、二人のいいペースに引っ張ってもらってイイタイム。

標準タイム5時間40分を2時間30分で。

ちょっと速すぎ。

ココで15分ほど水分食料補給の為、休憩。

素晴らしい天気で剱岳山頂でもイイ景色を期待する。

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P1250899_ 早月小屋とそのテン場はこんな感じ。

Adscn1226_今日の剱岳天気予報は12時まで晴れ、それ以降は雨マークになっていた。

御嶽山は終日快晴予報で目的地をどっちにするか、直前まで迷った。

剱岳にした以上は山頂を快晴で見たいので先を急がなくてはいけない。

しかし青い空は気持ち良い!

P1250914_ あの上に剱岳が待っているはず。

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Dscn1237_ 

P1250918_ 天気が良いので記念撮影ばかり(笑)

真剣に行けばもっと早く着けたはずだが、これも登山の楽しい行事のひとつだ。

平野、撮ってもらってばっかりでゴメン。。。

P1250922_ そろそろ岩場も出てきて、

P1250925_ 山頂まであと僅かになってきた。

Dscn1252_ 風も強くなり寒くなってきた。

patagoniaのフーディニー着用。

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Dscn1261_

Dscn1264_
こんなに自分の写真を連続でブログに上げるのは初めてかも(笑)

のだっちありがとう。

鎖もあるし全く恐怖感は無い。

 

Ap1250932_ 抜ける空とはこの事だ。

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この二人は早い、、、

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P1250939_ あの上が剱か?

P1250940_ 2800mに咲く花。

場所の好き嫌いはあるかもしれない。

でも自分の置かれた場所で花を咲かそう、という話を聞いたことがある。

仕事も山も同じかな。

ここもきっと過酷な条件だと思う。

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P1250942_ P1250943_

P1250944_ やはり山頂が近づくにつれて心が踊る。

険しい岩稜帯をもう少しアップ。

P1250947_ よし、もうソコだ!!

P1250948_ キター(・∀・)ー

剱岳山頂はたくさんの人。

そして、、、





P1250960_ 取ったぞー!!!

憧れの剱岳山頂は8:55登頂。

4:15に馬場島を出発したので4時間40分であった。

標準コースタイムは9時間くらいだったのでちょうど半分であった。

タイムトライアルすればもっと早く行けたと思うし、一人で来たらもっと時間がかかったであろう。

平野、のだっちのおかげで楽しくそして程良く早く行けたことに感謝!

P1250949_ スノーシーズンに滑る剱沢を初めて上から見て感激。

P1450944__3コレは今年の5月に剱沢を滑っている私。

なんとも感慨深い。

P1250953_ 

P1250972_ 

Dscn1272_ 一人づつ何度も記念撮影。

P1250951_ 

P1250952_ 中には今日の剱岳が100名山の最終達成だった方もいらして、

おめでたい事に登頂者全員でお祝いの拍手と記念撮影。

素晴しい天気と縁起の良さに更に嬉しくなり、この場に立ち会えたことに感謝!

P1250967_ 

P1250968_ 

P1250977_ 山頂からの山をしばし楽しむ。

自分の足でココに来た人にしか見ることの出来ない景色。

遠くには槍ヶ岳も見えた。

P1250978_ 早飯を食べたら早々に下山しないと寒い((´д`))

P1250974_ ありがとう、剱岳。

ありがとう、平野、のだっち。

いつも私のわがままを聞いてもらっています。

P1250980_ 下山開始は9:26

山頂には30分しか居なかった事になる。

なんだかもったいない気もしたが寒いし、ガスも出てきた。

P1250988_登ってきた岩場と鎖場を降りていく。

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P1250993_ 

P1250995_ 後ろの黒い服の方は100名山達成した方。

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P1250998_ 秋の空と野いちご。

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P1260007_ 1時間20分ほどで山頂からゆっくり小屋に到着。

ガス蔓延・・・




のだっちの下りはトレラン走りでバカっ早い!

しかし不思議なもので、その走り方を教えてもらうと足首も膝の痛みが収まり、しかも早い。

徐々に早く走っていた矢先に、、、、



P1260009_ 平野が杖をついている、、、

実は下りで走っていた時に平野は泥濘(ぬかるみ)に足を取られて激しく転倒。

左肩が脱臼してしまった。

彼の左肩Tシャツ袖を上げてみてみると、完全に骨がボコッと出ており目視で左腕が肩から外れているのがわかった。

大丈夫だという平野、しかしとてもとても大丈夫ではないと分かる我々。

まだ標準コースタイムで4時間近くある。

レスキューでヘリを呼ぶか、、、

足は大丈夫なので歩くというが、ザックはとても背負えないのでのだっちが持ってくれた。

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P1260018_ 
痛かったであろう、辛かったであろう。

早月尾根の激下りを右手とストックで激痛に耐えながら下りた平野のド根性には脱帽である。

途中殆ど休みも取らなかった。




私も結構膝と足首の痛みは辛くなっていた。

下山後の対策を取るべく残り30分の所から二人を残して私は走って下り馬場島へ向かった。

一分でも早く救急車を手配するためだった。

P1260021_
13:40登山口まで下りて、

P1260022__2
ここでホントは皆で並んで写真を撮りたかったのだが。。。

行きは暗くて分からなかった。

「(急坂の登山道という)試練と(剱岳への)憧れ」という石。

剱岳はもちろんのこと、この石に会いに来たといっても過言ではなかった。

一分でも早くと言いながら、ココだけは写真を撮らせてもらった、スマナイ平野。



そういう平野も14:00には馬場島山荘まで降りてきた。

標準タイムより約1時間は早い。

 

P1260025_ 走って馬場島山荘に到着、女将さんに救急車手配を相談するとすぐに電話をしてくれた。

怪我の詳細を伝え待つこと40分。

平野は歩けたので命に関わるほどでは無かったものの、

地の利も分からず万一の骨折の可能性も払拭したかったので救急車をお願いした。

P1260026_ 引き受けてくれる病院探しに隊員さんが手間取ったがこちらの病院にお世話になった。

馬場島山荘の女将さんは心配してくれ、救急車が出るまでずっと立ったまま山荘の入口で待っていてくれた。

地元の方の優しい心遣いに触れた場面でもあった。

また感謝である。


病院で肩は簡単にハメてもらったようで、すぐに痛みも和らいだ模様。

Adsc_0954 よかった、よかった(´∀`)

平野自身は大きく反省、山を侮っていたかもとのこと。

シューズのソールもツルツルで滑っても致し方ない。

もっと慎重に、そしてトレランの勉強もした方が良いかもね、それは私もですが。

 

 








そして、更なる試練が、、、

P1260027_

帰りの高速でパンク。。。

のだっちのおかげで無事スペアに履き替える。

北陸道とは相性が悪く2度目であった。。。




平野、復活したらまた行きましょう!

のだっち、またいろいろ教えてください!下りのトレランは目からウロコでした。

来年はあの場所へこのメンバーで。

 

 

 

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