P1290271_ Panasonic FT1 28mm

ビッグスケールの山に行きたい、そう思いながら諸々の理由で今年は断念かと思われた。

しかし1Dayで一緒に来てくれる物好きで頼もしき仲間4人で笠ヶ岳2897.8mの周回を狙った。

中尾温泉口⇒笠ヶ岳⇒抜戸岳⇒大ノマ岳⇒弓折岳⇒新穂高ロープウェイで全行程30km弱

体力困難な場合は抜戸岳手前の笠新道でエスケープルートもあるが、それでも20km弱はある。

さて、行けたのかどうか・・・

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~トレラン、北アルプスへ~

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【START】

P1290242_ 前日仕事を終え超特急で準備して、のだっち邸22:15、岡場駅22:30平野氏をpick。

23:30名神草津SAでふじもっちゃんと合流し、いざ4人で長野県に近い岐阜の中尾温泉口駐車場を目指す。

AM3:30頃到着。

交代で運転するも、睡眠時間は1時間くらいか。

P1290246_入念に準備して早朝から快腸に4:20出発。

P1290247__2

P1290248_旅館「槍見館」の脇道が登山口だ。

「山と高原の地図」標準CT(コースタイム)は8時間で笠ヶ岳なんで、4時間30分前後を目指す。

 

P1290249_ 真っ暗な中、ヘッデンの明かりを頼りに進む。

笠ヶ岳までは5つの渡渉があり増水時は危険、もしくは渡れないらしい。

今回1つ目の川はギリギリで渡れたのでセーフであったが、ストック無いと危うい。

それより上の渡渉は問題無かった。

P1290250_ ふじもっちゃんはお腹にライト。

5:22少し明るくなってきた。

P1290253_ クライミングで有名らしい錫杖岳(しゃくじょうだけ)2168mはまだ上の方にある。

あの頂上からでもまだ700mは上がらないといけない。

P1290255_ 平野さんは立ち止まり我慢できず一点集中、、、きれいな沢の水が濁るやないの・・・(笑)。

P1290258_ 6:36、出発から2時間少し、日差しで緑がまぶしい。

笹や葉っぱの夜露で膝から下はびしょ濡れ・・・。

このルートはスパッツあったほうが無難だが、GORE無しトレランシューズのため途中で乾いて気にならなくなった。

P1290261_ 急な登りも出てきた。

汗も吹き出る。

P1290263_ 北アルプス穂高連峰の上に朝日が上がってきた。

気温は低いはずであるが太陽の照りつけは体力を奪う。

P1290267_ 7:24、出発から3時間、疲労はそれほど感じない。

というか、まだまだ序盤なので体力温存しておかないといけない。

P1290269_ 7:40クリヤノ頭を越えて、これは雷鳥岩?

標準CT5時間30分を3時間20分くらい。

のだっちは楽勝らしくここから一人で先に笠ヶ岳山頂へ走って行った

我々3人は小休止でエネルギー補給。

P1290272_ そしてドーンと北アルプスらしい景色が目に飛び込んできた!

みなテンションあげあげ↑↑↑

P1290275_ いつも一人でスイスイ先へ行ってしまう平野さんであるが、今回珍しく調子が上がらない。

P1290277_ふじもっちゃんの調子は上々。

ビッグマウンテンのロングは初めてというが、全く心配は無い。

P1290280__2 あれが笠の山頂か!?

P1290284_ 岩板が重なり合う不思議な光景はまさしくビッグマウンテンの象徴だ。

さぁ、あの先へ!

P1290285_ 私の格好はトレラン用で、ザックに雨具上下と行動食(スティック5本)、ゼリー(4個)、飲料(水800ml)入れて3.2kgに抑えた。

もちろんコンデジ、スマホ入れての重量で削るだけ削ってみた。

montrailのBajada(バハダ)というトレランシューズにしてみたが、軽く(292g)登り易いし滑らない。

高い山は重くごっつい登山靴というのが当たり前と思っていたが、

むしろこれの方が圧倒的に登り易い。

もちろんザックが軽いというのもあるだろうが。。。

P1290291_ 9:12、全員登頂。

ちなみにのだっちは40分以上先に到着してて、寒いのでダウン着用して待ってくれていた(ありがとう!)。

ほぼ5時間であったが、思ったよりも時間がかかってしまった。

Ap1290288三角点踏んだった的な写真で大満足!!

(エラそーにすみません・・・)

しかしダイエット7kg減量の効果が出たか、身体は軽い。

ひとまず第1目的達成!!

各自記念撮影やあーだ、こーだと30分くらい山頂に滞在してしまったが、先は長いぞ・・・

P1290292_ 笠ヶ岳山荘へ下る。

P1050651_ 山小屋オリジナルバンダナ購入。

手ぬぐいばかり買っていたけど、デザインが秀逸でバンダナにした。



で、、、

笠ヶ岳山荘で平野がまさかのエスケープルートにすると言い出した。

高山病?寝不足?で体調不良らしい。

もちろん無理は禁物だ。

いつもは飛び跳ねながら北アルプスを闊歩していただけに心配であるが、自分にしか分からない加減もあるだろう。

ふじもっちゃんも安全を見て平野と同行してくれるとのこと。

幸い自分はなんとか時間をかければ弓折岳経由で当初のルートを頑張れる気力があった。

残念ではあるが、ここで二人とは別れて先を進めることにした。

P1290296_のだっちとチャレンジ。

彼は楽勝で走破するだろうけれど、私には気合しかない。

登り以外は殆ど走った。

もちろん全速力ではなく、見様見真似のトレラン走法だ。

P1290301_ 笠ヶ岳山荘からはほぼ下り。

階段や登り以外はココから軽いトレランペースで走っていった。

笠新道分岐から弓折岳までは標準CTで2時間20分くらい。

P1290303_ 12:04、弓折岳到着。

登る方法や足運びなどを教えてもらう。

P1290304_ 12:34鏡平山荘到着。

のだっちはエンプティー状態のため、ラーメンを食し30分程休憩。

私は腹痛で固形は喉を通らずゼリーのみ、エネルギー減少を感じる。

P1290308_ ガイドツアーのお客様で賑わってた。

P1050653_鏡平山荘では手ぬぐい2枚購入。

良いデザインで満足!

さて新穂高ロープまで標準CT4時間30分程。

ここまで約18km来ているが、残り10km程はほとんど下りだ。

P1290310_鏡平山荘からの下りの沢はまだ雪渓が残っていた。

かわちゃんのおかげで沢水を飲むのに抵抗は全く無く、キンキンに冷えていて超美味しい!!

P1290311_ のだっちのトレラン下り激早走法に死ぬ気で付いていくが、じきに離される。

しかしお陰でもう20km以上移動しているのに膝の痛みは全くでない。

「スキーでモーグルをやるように引力に任せて落ちながら下ってください。」

これがのだっちのアドバイスである。

私はファミリースキーの枠を出ずモーグルなどした事も無いが、雰囲気だけは何となく分かる。

あとは見よう見真似で高速下り走法を目の当たりにして実践するのみ。

しかしこれが面白いように下れるし、やってて面白いし足に痛みが出ない。

重い登山靴を履いてゆっくり下っていた時は膝が痛くて痛くて苦労したのが嘘のようだ。

すれ違い、また追い抜かす登山客はあまりの速さにビックリされていた。

驚くほど足運びが速く、一歩間違ったり浮石だったりすると大惨事になりそうであるが、小股の為リカバリーできるのも魅力的な走法だ。

P1290312_ 14:07小池新道と笠新道の交差点に到着。

水場はめちゃくちゃ美味しかった!

平野とふじもっちゃんはココに下ってきているはず。

コースタイムは我々の方が2時間長いので、先に下っていることだろう。

P1290313_ なんせ8割がた走って走ってなんで、そりゃカメラもぶれるわ。

登山道の下りより平地を走るほうが膝と身体には負担が来た。

10時間を切ろうって事でほんとずっと走っていたが、さずがに私は足が動かなくなり座り込んでしまった。。。

でも行くしかない!!

足を引きずりながら少しずつ歩く。

P1290315_ 見えた!

ゴール地点の新穂高ロープウェイ乗り場だ!!

P1290317_ 14:41到着!!!

感無量。

目標未達であったが、私の足で28km、10時間20分は上出来。

のだっちには随分待ってもらい申し訳なかったが、感謝感謝である。

累積標高差は約2600mも1Dayでは過去最高だろう。

去年の剱岳早月尾根は標高差2200mであったし。

山旅ロガーが最終不調のためヤマレコで手書き記入してみた。

長かったが達成感は巨大!

P1290318_膝痛対策で8年前くらいに買ったNORTHのタイツも沢登りで使うため穴開き(笑)。

減量7kgしたのでタイツがダブついて機能していないが膝痛は最後まで出なかった。。。

やはり先に到着して待っていてくれた平野とふじもっちゃん。

平野が14:55のバスで車を取りに行ってくれた。

のだっちは走って車を取りに行こうか迷っていたが、彼はそれくらいに全く疲労を感じていないようだった。

彼はたぶん宇宙人だと思う(笑)。

P1290321_ ひがくの湯で汗を流す(写真修正あり)。

疲労を癒す最高の時間。

P1290322_温泉館内で飛騨牛カレー1000円也。

ここの温泉は「うまい棒」4本まで、シップも2枚までは自由にお使い下さいとあった。

北アルプスの日帰りでもここまで行けるのか、もっと距離を伸ばしてみたい、そんな衝動に駆られた。

これも頼もしい仲間あってのことである、

感謝、感謝!!



≪ちなみに≫

帰路、東海北陸道でまさかのパンク、、、

修繕不可でロードサービスを呼び約2時間のロスとなってしまった。

去年の剱岳早月尾根の1Dayと同じパンクで申し訳ありませんでした。。。

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