P1050555_Panasonic GF5 14-42mm

ってことで、14時半から何もする事がなく、横になってゴロゴロ。

一人夜の避難小屋生活が始まる。

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~避難小屋一人で過ごす贅沢な時間~

P1050569_小屋は尖った三角形になっている。

上の方にも窓があり、実は2階建てだ。

雪で1階から入れない時は外の梯子で窓から入るのだろう。

P1050552_部屋内の2階に上がる梯子。

P1050550_ なんと布団や毛布も常備されている!

誰かが管理してたまには干してくれているのだろう。

部屋にすると16畳くらい?

暑い空気は軽くて上昇するので、2階はポカポカ温かいし過ごし易そう。

P1050551_ しかし毛布の中にマムシが居らしい((( ;゜ Д ゜)))

ここにも記述あり。

事前にヤマレコで情報を得ていたし、無難に1階で過ごすことにした。

P1050553_ 2階の窓のレールにはたくさんの蛾が・・・

こいつが夜にバタバタうるさくて寝付けなくなるのだが。

P1050564_ まだ14時半過ぎ・・・

一人だと暇。

P1050573_ 汗をかいたモノをとりあえず干しておく。

物干しも常備されていてGOOD!

P1050560_ 暇なんで近くのトイレへ行く事に。

P1050556_ 展望台で屋根もあるし、他の方の迷惑にならなければココにテントを張っても良いかも。

P1050558_ 景色も最高。

風が無く夜も晴れならココだな。

星空がキレイそう。

P1050565_ 小屋に戻って1階は寒いので長ズボンを装着。

スリッパは持参して正解。

P1050567_ 喉も渇いたしビールの次はチューハイ

P1050568_ で、よく考えたら昼ごはんをまだ食べていなかったので、少々早めの晩御飯に。

16:10頃。

さとうのご飯と業務用カレー大盛りを温める。

 

P1050572_ 卵はカレー用と翌日のラーメン用。

P1050574_ 出来上がり!

これが何とも云えず、う ま い !

生卵がまろやかさを出してくれるし精力も付く感じ(笑)。

疲れた身体に香辛料の効いたカレーが染み込んでいく。。。

外飯ならではの旨さやなぁ。

P1050576_ 温めたお湯を使って缶詰も熱々に。

これがまた、う ま い !!





P1050581_

P1050582_夕食をしっかり食べ終わってもまだ日は暮れていない。

沈み行く夕日を見ながら一人晩酌。

P1050587_ 熊が怖いのでズボンに熊鈴つけてたまに鳴らす(笑)。

P1050594_ 雲がとてもゆるやかに流れていく。

ここしばらく雲をしっかり見たことがなかったような気がする。

本当に何もする事がなく、ただただビールを飲みながら流れ行く雲を見つめているだけ。

あの雲はどこに行くのだろう。。。

あまりにも忙しい日々を過ごしているような気がする。

何もする必要が無い、こんな時間もたまには必要だろう。

何の為に仕事をするのだろう、何の為に生きているのだろう・・・

まぁ、難しい事を考えるのはココでは止めよう。


ボーっと無気力に過ごす贅沢な時間。

これをするためにココに来たんだろう。

ひょっとしたら平日だけど誰か居るかもとしれない、と淡い期待を寄せていたけど、、、




まぁ此れも良い時間だ。

P1050554_ 暇を持て余すだろうと思って持ってきたのが、たくさんのお酒とつまみ、

そして孤高の人、加藤文太郎の「単独行」だ。

P1050596_文太郎も兵庫の人なんで、もちろんココ氷ノ山も登ったことがありこの本に記述されていた。

雪山の氷ノ山、扇ノ山で遭難しかけた事があるらしい。

そしてまさに今、雪は無いが自分は文太郎も来た事があるココに居るのだなと実感が沸いた。

P1050603__2 真っ暗の避難小屋で頼りになるのはブラックダイヤモンドのLEDランタンのみ。

この明かりを頼りに読書する。

幸せな時間を噛み締めながら。。。


こんなにゆっくり読書したのはいつ以来だろうか。

お酒をチビチビやりながら睡魔を愉しみながら、結局は黒霧島(焼酎)は開けずに寝てしまった。。。

P1050608_ たまにガサガサ音がしたと思ったら昆虫君が数回私の頭付近に来た。

P1050577_ 貴重な電源を確保しながら夜は深まっていった。






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【翌朝】

4:20

夜中は激しい風雨と虫で度々起こされたが、ツェルト張らずに良かったなと思った。

P1050609_ まだ辺りは真っ暗。

熊を警戒しながらトイレへ行き、早々に湯を沸かしてカップラーメンを食す。

キャベツ塩ラーメン卵入りで、う ま い!!

寒いが身体が温まった。

P1050616_ 5:20

明るくなってきたが、まだランタンの明かりが必要。

早朝出発して早めに帰宅しよう。

P1050619_ 避難小屋使用簿も書いておいた。

P1050620_ 6:11

準備OK

P1050623_ patagoniaフーディニジャケットを着てちょうど良い。

朝露で濡れているのでスパッツ装着。

熊鈴はこの位置が良く鳴る。

P1050625_ 荷物も極端に軽くなり、小走りで登山道を降りていく。

もちろん誰にも会わない。

冷たいものが飲みたくなり、昨日汲んだ水場へ。

明け方激しく降った雨のお陰で水量多く冷たくて美味しい。

P1050626_

P1050628_

P1050635_ヒンヤリ清々しい。

昨日通った場所なのに、トレイルと樹木は違う表情を見せてくれ新鮮に写る。

何事も気の持ちようかもしれない。

P1050636_ ホードー杉という大きな杉あると聞いていたが、登山道から往復1kmあるので止めておいた。

余裕のあるときに見てみたい。

P1050639_

P1050643_ 明け方の雨のせいか、尾根はガスっている。

P1050645_ スパッツ履いておいて良かった。

ドロドロ。

P1050646_ と思っていたらレインウェア着なければいけないくらいの雨が降り出した。

上着だけで良いだろうと甘く見ていたら、とんでもない大粒の雨でズボンから下は濡れ放題。

P1050647_ 慌てて走ってハチ高原ゲレンデのリフト下で雨宿り。

待っていても仕方が無いので、雨の中鉢伏山を目指す。

P1050648_ 雨の中もそれなりに楽しいもので、高坪山避難小屋でエネルギー補給。

帰り道はスカイバレイを通らず東ハチゲレンデをショートカットして車へ急いだ。

P1050649_ 10:10到着

氷ノ山山頂からちょうど4時間。

びしょ濡れの服を着替え帰路に着く。


充実した二日間であった。

いくつかの発見といくつもの学び。

山は無言であるけれど、いつも何かを教えてくれる。

山に感謝、動いてくれた身体に感謝、行かせてくれた奥様に感謝、ありがとう。

~おしまい~

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