今回は全員の集合写真が無いぞ・・・
河ちゃん、トンカツさん、私、ふじもっちゃん、寺ちゃん、のだっち、高野の7名で真夏にピッタリな赤坂谷へ。
まさかのアクシデント発生、救急車出動。。。
7人の為、車2台。
名神高速道路、八日市ICで降りてローソン4時集合。
この男、クロックスに空身、ハーネスも着けずに出発するが大丈夫か?!
ま、7回くらいココに来ているらしく要領も分かっているのだろう。
雨も降ってきた。
林道歩き45分くらいかな。
のだっちの完璧装備と河ちゃんの寝間着が超対照的ww
泳いでも良いけど、ちべたいのでへつりー。
7:31 初沢の寺ちゃんは河ちゃんのショルダー(肩に足をかけて攀じる事)で岩をクリア。
泳いで小滝をクリア。
しかし河ちゃんはモノトモセズ厳しめのラインを泳ぎ直登、無事クリア。
ここは右岸上目で行った方が正解であった。
私は飛沫の上がり滝寄りを狙って張り付くも、滑落2m・・・やばっ。
無事でしたけど。
三点支持の声も届かないぐらいの怒涛の流れ。
普段は楽に越えれるみたいやけどこの日は難易度上昇。
ここが一番の核心部だった。
人は自然の中ではちっぽけな存在だ。
9:40 赤谷の遡行を終えてツメカリ谷へ向けて急勾配を登り、急勾配を下る。
ほんまかなり急だ。
と、その時に・・・・・・・・・「痛い、誰か助けて!!!」
9:50頃 トンカツさんが左腕を脱臼。
しばらく動けず、はめようとしても腕がはまらず、万事休す。
携帯は各社圏外。
ヘリを呼べたとしてもこの場所では救助は無理。
10:38 左腕をシュリンゲで簡易固定して、ザイルで下降してもらうより選択肢がなかった。
かなりの急斜面を下らないといけないが、致し方ない。
本来はオレンジのルートを辿ってツメカリ谷へ下降しあとは楽しい泳ぎルートだったようだ。
もうそうは云ってられない。
河ちゃんが上手にルートミスしてくれ、その後はのだっちがGPSでほぼ最短ルートを先導してくれた。
ただそう容易には片手では降りれない。
止まっては数歩進み、また止まるを繰り返す。
3人の間ではヘリを呼ばないと明るい内に戻れないかも、もう選択肢は救助依頼だと話し合った。
しかし激痛のトンカツさん、良く頑張ったと思う。
斜面を落ちないようにザイル確保、シュリンゲで緩やかに降下しながら。
それでも3時間ちょい。
しかし寺ちゃん、初沢やのにエライ目に遭いましたな(笑)。
今回活躍したお助けロープ15m(finetrack)、これ使えるわ。
25mのタイプもあるが、我々の使い方だと不要と思われる。
頑張れ、トンカツさん。
かわちゃん、ふじもっちゃんが走ってスタート地点へ行き、ツアーガイドの方にゲートの鍵を借りれたらしい。
昼下がりのジョニーで撃退!
血はぜんぜん止まらないし、結局3週間くらいしこりが残った。
「八風の湯」は永源寺ダムの近くでかなり良いが、お値段も良い。
JAFカードで1300円⇒1000円だった。
ふじもっちゃん、キワいな(笑)。
いやー、お疲れ様でした。
沢登りで行動不能は命取りですね。
今回はなんとか下降できましたが、いつ誰がこうなるとも限りません。
体調、体力は100%万全の体制で臨みたいものです。
六甲山や北アルプスとは危険度の意味が全く違います(場所に寄るけど)。
皆さん、お疲れ様でした。