今年最後のレース参戦、人生4回目。
FAIRY(妖精)が居る神秘的な森とトレイルを楽しみに走る。
走りながら撮ったスマホ写真に文字を張り合わせてみたが、FAIRYTRAILが表現出来たかな(笑)。
前日は仕事の為、宿泊できず「朽木道の駅」で車中泊。
PM11時頃到着するも駐車は問題無かったが、雨の音でなかなか寝付けず。
AM3時半に起きて身支度。
専用駐車場(1000円事前予約要)へ移動し、バスで会場へ移動。
・ザック3L
・水は250mlフラスコのみ(正解!)
・aminovitalゼリーは250mlフラスコ2個半
・150mlフラスコにはPowerGelバナナを4つ
・ZEN(8粒)と塩熱サプリ(6粒)はビニールに
小雨なら超軽量ウィンドブレーカー(左下の白いのん)と思ったが、スタート時点で結構降ってきて焦った。
▲ゴールして残ったモノ▲
・粉末aminovital1本、PowerGel梅1個、PowerGelバナナも1個分くらい。
※ザックは段々軽くなっていくが、スタート直後重いとやはり走り難い。
6:30スタート直前、この緊張感に包まれる時間もまた楽しみの一つである。
気温は13~16度と高めの為、短パンとノースリーブにした。
汗かきなので正解であったが、稜線で雨に降られた時はやや寒かった。
6:36 スタート直後30~40番目くらい、恐れ多くも先頭集団の最後方辺り。
オレンジTシャツは女性2位の吉住友里さん。
蛇谷ヶ峰から第2エイドへ向かう下りで、私の目の前で豪快にヘッドスライディング(こけた)され抜かしてもらったが、
結果彼女の方が20分以上先に到着していた。
小柄だけど男性に負けない素晴らしい走りであった。
黄色のノースリーブはUTMB2015(ウルトラトレイルデュモンブラン170km)12位(日本人最高位)の土井さん!
招待選手で今回はお気軽に走っておられたようであるが、超軽やかな足運びであった。
そしてこの辺りの登りで、
ふくらはぎとわき腹に急激で強烈な痛みが発生。
前の緑の方も同様に
「痛いっ!!!(>_<)ヒルにやれた!」
こんなにヒルって痛かったっけ?!と思いながら、走りながら見えないヒルを落とそうと必死に振り払う。
しかし激痛が取れないまま走っていく。
第1エイドで「ヒルにやられたのですが、薬無いですか?」と聞いてみたが、キョトンとした顔された・・・。
レース終了してから分かった事であるが、スズメバチ?!だったらしい・・・。
私は2箇所、土井さんは9箇所(らしい)。
この件は後述。
8:09 蛇谷ヶ峰辺り?本来なら琵琶湖が望める稜線のはずが、真っ白け。
雨も降ってくるし暑いけど寒い。
下りは走れるがヌカルミが酷く慎重に、でも少しでも早く足を進めないといけない。
9:29 第2エイド(22km)までは3時間、レッドブルを飲む。
この手前で足のスネまでつかる川コースも。
靴の中はグジョグジョ・・・。
白倉岳949mまで標高差700mを距離3kmで登る。
ここはさすがに堪えた。
トレランはもう金輪際止めようと思ったほど辛かった。
急な直登もぬかるみズリズリ滑るしもちろん走れるはずも無く、頂上までに10人くらいの方に先をお譲りした。
そしてコレで終わりかと思ったら白倉岳までに南岳940m、中岳940mがあり登っては下りで足は完全に終わった・・・。
疲れすぎて白倉岳の写真は無い。
第3エイド手前30分くらいの場所。
登りで終わったと思っていた足も下りは案外動くもので、ゆるめながら走れた。
乾燥していたら落ち葉ふかふかで最高のトレイル。
11:37 この通りキレイなトレイル、思わず立ち止まって後方の方に抜かされて(笑)。
確か第3エイドでは鮎の天婦羅とかあったらしいが、わき目も触れず給水とRedbullのみでゴールへ向かう。
あと7kmを残すが、1時間遅れでスタートしたショートコースに参戦するバンちゃんと約束した、
「12時30分にゴールで会おう!」
に間に合わなくなってしまいそうだったので。
あまりにも雰囲気が良く、濡れた落ち葉も気持ち良く走れた。
この辺りからショートコース参戦の方に追い付きはじめた。
時計を見るが6時間を切る(12時30分に間に合う)のは難しそう。
ようやくトレイルを抜け残り1km程のアスファルト道を走った、走った。
12時41分FINISH。
小一時間ゴールで待っていてくれた同い年のバンちゃんと記念撮影。
少し遅れてしまいましたが、ホントありがとー、感謝!!
なんど通ってもフィニッシュラインは感動。
朽木てんくう温泉で久しぶりに近況を語り合えてゴールの喜びもいっそう大きくなった。
良きトレイル、良き仲間に恵まれた。
65位/577人であった。
10%には入れなかったが自分の力は十分に発揮できたので良し。
順位は出るが、トレランは自分と向き合う最良の時間である。
自分の強さ、弱さ、成長が見て取れるのである。
【シューズ所感】
クッション性は良かったが紐の結びが甘く足の指は3つ血豆。
アスファルトが少なかったのかソールは殆ど磨り減らず。
ぬかるみの下りも前傾の体重移動がうまくいけば滑らなかった。
210gと超軽量なのでレースには使えると思う。
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帰路途中に@N650さんから話を聞くと、かなりの人がスズメバチに刺されたらしいとのこと。
速報を運営するDogsorcaravanにも毒抜き治療する写真が出ていた。
7時頃に刺されてから10時間経過しているが、ポイズンリムーバーで毒抜きをしてみた。
毒かどうか不明であるが、3分ほど圧を掛けてみたら出てきた。
左がふくらはぎ(透明液体)、右がわき腹(白い泡が出た)。
アナフィラキシーショックが出ると死に至る可能性もあるようだが、刺されてから5時間は走ったので問題なかろうと。
しかし激痛・・・。
足はムクミ、わき腹はおにぎり小くらい腫れた。
毒抜きした後はステロイド系軟膏と患部を冷やした(これが正解か分からない)。
そして後で分かった事であるが、相当数の方(10~30人?)が刺されていたようだ。
自分は見なかったがスズメバチの巣があったらしい。
ただ本当にスズメバチなのか、普通の蜂なのかは不明。
いずれにしても命に異常無しで良かったが、レース3日後の現在も痒みあり。
やられた場所が黒いふくらはぎタイツであったので、
今後山には黒は止めようと思う。
ポイズンリムーバーも必須にしよう。
9箇所やられたらしい土井さんも黒の短パンを履いておられた。
今日もよき一日に感謝。
~おしまい~
すっかりトレイルランナーですね。しかも結構上位に食い込んでる!
私は12月に3kmの摩耶山のトレラン、年始にハーフを走るのでボチボチと
やってます。山を走る練習するなら(20kmまで)声かけてください。