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天候と友に恵まれる雪山ほど楽しい遊びは無い。
まさに今日はその日(THE DAY)となった。

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~ロングな四ッ岳へ初登頂、寒い~


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Dsc_8144関西から6時間かけて平湯到着、すぐ準備に取り掛かり朝3時45分、気温はマイナス13度。

ベース標高1306mから四ッ岳2745mまで1400mを登り詰める。
ピークは9時間後のイメージ、真昼だが気温は何度なんだろう。

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雪は深すぎないか、川の渡渉は出来るのか?
不安を上げれば切りがないが行くしかない。
ヘッデンの角度を調節していざ出発。


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渡渉後の崖面は雪深くシールでは登れない。
ツボ足ズボズボ、装備は全部外してクライミングを余儀なくされた。
Y先生達はここをシールで登り上げたようだが全く無理。

弱点はここだけなのか、暗闇を方々探すが無し。
出発から3時間弱、漸くここを抜けた。
まだピークまでこの雪を6時間と考えると到着出来るのか更に不安は募るが行くしかない。

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夜が明けてきてヘッデンを消した。
深いラッセルは帰りの快適rideを約束してくれるが、ハイクアップは苦痛を「快感」と感じれる者だけが進んでいける。
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標高は稼げるが斜度はキツイ。テクニカルな樹林を越え未だ見ぬ神の領域に出会える事がモチベーションだ。
あと1000mアップ、なんとか3時間半で行きたい。
止まると寒い、汗をかきすぎるのも良くない。
休憩もほぼ無く、でも行くしかない。
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空が開けてきた。

あれが四ッの山頂なのか、いや違う。

そんなに簡単に落せる山ではない。
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漸く森林限界を越え標高2300m付近。
オーバーワークと日射で身体は熱いが、顔を刺す風は明らかに低い気温を感じる。
ここは人が容易に立ち入る世界ではない、でもその先を見てみたい。

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あと少し、あと少し、念仏のように唱えながら疲労した足を一歩ずつ引き摺り進める。
風の影響で雪の量は減ってきた。

スプリットボードにクランポン装着し、来るべく山頂直下の凍った雪面の準備はOK。
あと少し、気は抜くな。

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見たことも無い山の紋様が広がる不思議。

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空の蒼さが際立つ。

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完全ノートラックな斜面。

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スタートから7時間15分、午前11時15分四ッ岳2751mピーク到着。
360度の展望、超快晴。

3日前に行かれたYSHR先生よりも1時間早く着いた。

四ツ岳20170118
あとは登ったルートを滑走。

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 ツリーはモフモフの超快適powder。

途中樹林にラリアット喰らった方一名。

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危うく川に落ちかけたが無事。


その他、諸々により帰路6時間かかってしまう。

が全員無事に下山できた。

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テムレスで汗をかくとスマホが使えることが判明。

平湯の森で露天風呂につかり、高山で帰りの定番王将でがっつり晩飯を食べて帰る。

今日も良き一日、皆さんお疲れさまでした。

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